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アンティークのキャビネット。
1910年代頃(あるいはそれ以前)のものです。 生産国ははっきりと分かりませんが、アメリカか、もしくはイギリスなどヨーロッパ製かと思います。
カントリースタイルの作品なのですが、宮廷家具に見られるようなガーランドが扉と脚に装飾されているところが特徴的。 それらは何の違和感もなくしっくり馴染んでいますし、これだけのことで家具はロマンチックでお洒落な雰囲気に昇華しています。
そして色! 天然の顔料が醸し出す、自然で優しく、かつ洗練も感じる色味もですし、長い年月を経たことで塗装が剥がれたり褪せて、下塗りのミルクブラウンさらには白色、そして木肌が顔を覗かせて複雑な景色を作り出していて・・・、 何かアートを見ているような楽しさや深い味わいがあります。
様式美もあるのに、そこから逸脱したプリミティブな個性も同時に持っています。
キッチンのカップボードとして、リビングでなら本棚をかねた収納棚として。こんなキャビネットがあれば、空間の雰囲気は本当に素敵になりそう。
これからお家をプランニングされる方なら、これに合わせて床や壁を決めてみてもいいですね。
ペイントの家具でまとめてもいいし、現代の家具とのミスマッチも楽しんでみてはいかがでしょう。
ショップの家具としてもおすすめです。
素材はパイン。
天板はモールディング仕上げ。
ガラスキャビネットの取っ手は、白い陶器製。ヒンジも格好いいです。 中には棚板が一枚。固定されています。
中天板のオープンスペースも、花やアンティークホーローや焼き菓子を飾ったりなどして面白く使えそうですし、背板は額縁のような仕立てになっていて、とても楽しいスペースです。
中天板も、下に向かってのモールディング仕上げになっています。
下側のサイドパネルも、額縁のような仕立てになっています(ブレイク仕上げと呼ばれる作り)。
ハッチとひきだしの取っ手も、同じく白い陶器製。ハッチの棚板も固定されています。
脚は半曲線を描いています。
上下一体型で、二分割は出来ません。
色はオリジナル。 アンティークらしいくすんだアップルグリーンが表面の色で、ミルクブラウンが下塗りですが、こちらもブラウン系統を何色も塗り重ねてあるので、それらが剥がれて生まれた今の色味は本当に面白いです。*ボロボロと剥がれきたり、手やモノに付いたりするような状態ではありません。 中天板トップ・右端に、オイルが染み込んだような薄い汚れの付着があります(画像でもご確認いただけます)。
裏側は白っぽいステインで薄く仕上げがされていて、パインの木目が大きく現れています。画像はありませんが、きれいな状態です。
どっしりと安定感があり、しっかりとした状態です。 小さな傷もありますが、不快に感じられるようなものはありません。
ランク【E】
*サイドメニューの「地域別・重量別送料」をご参照ください
*送料は当店で半分負担させていただいており、その内容で記載がされています
商品数：0点
合計(税込)：￥0
