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こちらの商品はSOLD OUTしました
ビンテージのキャビネット(カップボード)。
1940-50年代のアメリカ製です。 *ひきだし内にメーカーのラベルがありましたが、半分破れており読み取れませんでした。セントルイスにあった家具メーカーのようです。
アーチトップに丸窓。 あまり目にしないデザインの一台。
アールデコ様式のようでもありますし、ステンシルの図案のようなリーフ模様があしらわれているあたりなど見ると40-50年代のキッチン家具色が色濃く出ていて、バランス感覚に秀でたグッドデザインの作品であると感じます。
市松模様の床に、ホーロー天板のテーブル、天井からはオイルランプ型のペンダント・・・、そんなレトロでモダンなキッチンにたたずんでいたような、そんなイメージがします。
色やロマンまでもを取り込んだ、そんなダイニングキッチン・・もちろんリビングや個室・・を手掛けてらっしゃる方、こんなキャビネットはいかがでしょう。
食器棚や本棚として。
材質はオーク。 オーク家具の中では明るめのブラウン色です。
アーチになった部分は、下地材のうえに一枚のつき板を張った仕上げで、美しい仕事ぶりが伺えます。
扉はマグネットで留まる仕様。 本体の面より少しせり出た設計になっているところも美しいですし、丸窓も活きています。 リーフ模様は、ミゾ彫り細工がメインで、周囲は焼き印によるもの。 取っ手は、ニッケル色の金属製。 ガラスはきれいな状態です。
キャビネットの中には棚板が二枚。これらは取り外しが出来ます。
上部キャビネットと下部収納は、一体となっており、分割は出来ません。 上と下の間に台座がありますが、こちらにも細やかなリーフ装飾がされており、角はDシェイプになっていて、この存在が家具をひと際きれいに見せているように思います。
ひきだしの取っ手は、扉と同じもの。ハッチも同様です。 装飾は焼き印。 ひきだし底面は合板。こちらにメーカーのラベルがあります。
ハッチの扉は召し合わせになっていて、こちらもマグネットで留まります。 扉の内側には、バーが二本あしらってあります(左右とも)。アールになっているので何かのホルダーのように見受けられますが、用途は不明です。 棚板が一枚。こちらも取り外せます。 底板は経年を感じます(とくに手前側)。 模様は焼き印。
脚はアールデコ風デザインで、キャビネットにマッチしています。
経年で、表面の塗装(主にニス)が白っぽくカサついていたので、装飾を損ねないようにしながら塗装を剥し、オイルで仕上げました。 しっとりとした質感が出て、全体的に優しい雰囲気になりました。 しかしながら、画像でもご確認いただけるように、どうしても経年の具合は随所で残っています(とくに向かって左サイドに)。こちらを価格に反映いたしました。
状態はしっかりとしています。
ランク【D】
*サイドメニューの「地域別・重量別送料」をご参照ください
*送料は当店で半分負担させていただいており、その内容で記載がされています
商品数:0点
合計(税込):¥0