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アンティークのウォッシュスタンド。
1920年代頃のフランス製です。
元は、天板のホールに琺瑯のボウルが嵌め込まれていたよう(ボウルは無くなってしまっています)。 中天板には水を入れたピッチャーを載せて、ハンドルにはクロスを掛けて、扇形の天板にはブラシなど置いて・・・。 部屋は塗り壁だったのでしょうか、レースのカーテン越しに朝の光が入ってきて・・・。 そんな当時の寝室の様子に思いを馳せてしまいます。
アイアンだったり、木製でも箱型のものが多い中、こちらはトライポッド(三本脚)の作りが珍しいです。
ベントウッド(曲木)で仕上げられているのが最大の特徴で、トーネットの椅子に通じるクラシカルでモダンな・・不変的なデザイン性や魅力があります。
経年であちらこちらに変化が見られて、すっかりブロカントな佇まいに。 同じような味わいの家具や古道具でしつらえて、暮らしを楽しまれている方、もしくはお店の方、こんな一台を仲間入りさせれば空間の雰囲気がさらに高まりそう。
お花や植物やランプの台に良いですし、サイドテーブルやコンソールテーブルとして活用しても楽しいと思います。
ハンガーの存在も面白く、バッグなど掛けてもいいですし、キッチンでの用途も広がりそう。
扇形の天板ですが、ハンドルよりも少しだけ高さが持たせてあります。 脚の付け根には補強のためのブラケットがあしらってあります。この作りも曲木椅子のよう!
天板に一本、クラックが見られますが、こちらは割れではなく、木と木のジョイント部分が年月で少し開いた痕です。
構造上、天板を両手で持って左右に動かすと捻りが生じますが、ご使用にあたっての問題はございません。
塗装の色褪せや深まり、擦れなどが全体的に見られます。こちらで書ききれませんので、画像をご参照頂けましたら幸いです。
扇形天板の裏側に、メーカーのシールが貼ってあります。
商品数:0点
合計(税込):¥0