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こちらの商品はSOLD OUTしました
アンティークの肘掛け椅子。
1920年代頃のものです。 年代ははっきり分かりませんが、イタリアなどヨーロッパのものか、そうでなければアメリカ製かと思います(買い付け先はアメリカ)。
ウィッカー(籐編み細工)バックの作品。
フレンチかつルネサンス風なフォルムにウィッカーがあしらわれた様子が、お洒落で優しくて軽やか。
ウィッカーをはじめ、肘や背もたれ〝抜け〟の感じもきれいですし、ミゾ彫りも端正で、美しい面持ちをしています。
こういった椅子ではあまり目にしないオリーブグリーンの色も、不思議なくらいしっくりと椅子に馴染んでいます。 もともとは違う色味だったようにも感じられるのですが、リペイントだったとしてもかなり以前にされた様子で、年月で塗装がところどころ剥がれたりかすれたりしてシャビーシックな雰囲気になっていて、いよいよ面白いです。
白いリネンの2~3人掛けソファの対面に置いたら、素敵な景色になりそう。 白いリネンのクッションを背に当ててみたりして。
木部には随所に、花やリーフ、シェルモチーフの手彫り細工がされています。 細工部分は金彩仕上げで、今は年月でかすれたりブロンズ色のように深まりを見せています。
ウィッカーは年月を経た今でもしなりがあり、ダメージもありません。
座面ももともとはウィッカー仕様だったかと思われます。今はわずかに膨らみをもたせた布張りになっていますが、ウィッカー同様にフラットな仕上がり。 張地は、明るいカーキグリーン。コーデュロイのような質感です。 中には薄めで柔らかいウレタンが入っています。 手前に大豆サイズほどのうっすらとした汚れが、数個かたまりで見られます。(画像でもご確認いただけます。クリーニングをほどこしましたが、これ以上すると色が抜ける恐れがありましたので、ここまでで留めました)
脚は、先端がスクロールした猫脚。 四本ともなので、可愛らしいです。
色はオリーブグリーンで塗った上に、黒っぽい石目を少し散らしてフィニッシュしてあります。 ぼろぼろと剥がれてくる箇所がいくつかありましたので、こちらでまず剥がれた部分をアンティークメディウムでエイジングをして、これ以上剥がれてこないようにクリアラッカーで仕上げました。
経年変化を価格に反映いたしました。
しっかりとした状態です。
サイズ H98cm/W61.5cm/D56cm SH47cm
シートのサイズ(張地部分) W51cm/D49cm
商品数:0点
合計(税込):¥0