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アンティークのコールボックス。
イギリス製(底面にMADE IN ENGLANDの刻印あり)。
年代は不明ですが、底の仕上げを見ると1940年代頃のように感じられます。
コールボックスとは炭入れのこと。 暖炉の前に置いて、炭を入れておくための道具です。
真鍮製の一台。 こういった真鍮や銅素材ですと、バケツに口が付いたような形の、もっと背の低いタイプが多いですが、こちらは長身型。 汲んだ水を大鍋やバスタブに差す道具のようにも見え、実際に18-19世紀にそういった生活様式がありましたので、水差しという位置づけでも良いかと思います。
上には長いハンドル、下には短い持ち手。 両手を使って美しい所作で作業が出来る。見た目も良くて、使い勝手にも優れた設計です。
そしてハンマー細工によるエンボス装飾の帆船が格好いい。
薪ストーブまわりのものを入れてもいいですし、傘立てとして使っても。
傘(水気を常に拭って立てるといいですね)やステッキをこんなのに立てれば、玄関が一層楽しくなりそう。
ドライフラワーを飾っても。
ハンドルはパイプになっていて、リベットでしっかりと本体に留めてあります。 どんな角度にしても自立します。
下の取っ手もリベット留めされたパイプ。
本体も頑丈に作られています。
エンボスのミゾになったところに、黒い色が見られる箇所がありますが、これらは当時からの彩色のようです。 経年による変化もあります。 手に付いたりするようなものはありません。
ベース付近に軽い凹みがいくつかあります。
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