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アンティークのフロアランプ。
1920-40年代頃のイタリア製です。
支柱とシェードをフレームが繋いだ仕様で、「ブリッジ・フロアランプ」と呼ばれるタイプです。
こちらのブリッジは、一枚のリーフモチーフを透かしの中に配したしつらえ。 曲線を強調したアールヌーボー風の大きなリーフが、目の行き場になっています。
ベースはアールデコの意匠を感じ、全体としてクラシカルモダンな佇まいとなりました。
そして支柱にあしらわれた蛍光イエロー(ライムのような色味もあります)のガラスが、フロアランプ全体をレトロな雰囲気にも特徴づけています。
六角形の紙製シェードも面白い。 これは近年に新しいものに交換をした様子ですが、ゴールドオーカーのテープをあしらったアイボリーのシェードは、素材自体も肉厚ですが、かっちりと丁寧に作られていてランプの重厚さにつり合っていますし、温かで落ち着きのある明かりの感じも良いです。
画像では19世紀のキャビネットに合わせてみました。 このランプはアンティークのフロアランプの中では比較的シンプルとも言えますが、これくらいのクラシカルな家具にも良く似合います。 反対にモダンな家具や空間にも似合いそう。 いずれの場合にも、蛍光イエローがスパイスになってくれます。
シェードはなかなかの良い状態です。良い素材で、手触りは革にも似ています。
またシェードは、角度が付けられます。
電球は市販のE26口径のものがお使いいただけます。(白熱球・LED球・電球型蛍光灯など) 100ワットまで対応しています。 ソケット部分から垂れているボールチェーンの引き紐でのオンオフ式。
ソケットと配線コードは新しいものにメンテナンス交換済みです。ソケットはオリジナルと同じデザインのものを使用。
ブリッジは、真鍮。 支柱とベースは、赤味のあるゴールドに焼き付け塗装がされたアイアン。塗装の剥がれが数か所にあり、アイアン肌が顔を出しています。 年月による色味の深まりもところどころにあります。手に付いたりするようなものはありません。
ベースはずしりと重みがあり、安定感があります。 プレス装飾された波紋もきれい。 コードは脚と脚の間をくぐります。
商品数:0点
合計(税込):¥0