ローズデコのオーバルチェスト

こちらの商品はSOLD OUTしました

ビンテージのチェスト。

それほど古くもなく、1980年代頃のものかと思います。

イタリアの家具と思えるような作りをしていますが、製造国も不明です。

三段ひきだしの一台。

オーバルシェイプのボディが優美です。
両サイドにもオーバルの存在。こちらは飾り縁になっています。これがあるのと無いのとでは、家具の美しさが変わるほどの装飾効果を発揮しているように思います。

そして何と言っても、ハンドペイントによるバラのブーケ模様。
オーバルの飾り縁にまで描かれていて、実に可愛いです。
すっきりとした白地の本体に、ブルーの差し色が印象的。

色壁に良く似合います。
高さ的に、サイドテーブルのように使っても。両脇にソファや椅子をセットして、ランプを載せて・・・。それだけでドラマチックな一角が出来上がりそう。

鏡を載せてドレッサーに仕立ててもいいですね。
雰囲気の合うスツールを手前に置いて・・・。小ぢんまりとしているけれど、素敵なドレッシングコーナーが作れそうです。

コンソールや間仕切りのように使っても。

天板はモールディング仕上げ。
天板トップですが、年月による変化がそこそこに見られます。米粒サイズの塗装の剥がれ、小傷、薄っすらとした汚れがあるのと、塗装膜が少し浮き上がった個所もあります。手に付いたり、ボロボロと剥がれてくるようなものではありません。

ひきだしは、フロント面にも飾り縁がほどこしてあり、それがちょうど絵の額縁のようになっています。
取っ手は、黒っぽいブロンズのラウンドハンドル。
ひきだしの中ですが、中段に汚れが付いています。さらりとした状態です。壁紙のようなものを敷いてもいいですね。

ピラスター(ひきだしの両脇にある細い支柱)にはスカラップラインの装飾がさりげなく。

台座もモールディング仕上げ。

脚は四本ともたっぷりとした猫脚。
曲線仕上げのエプロンと良くつり合っています。

脚の角など、ところどころにちょっとした塗装の剥がれがあり、木肌が顔を出しています。
また全体的にも、ところどころに小傷があります。塗装が凹んだような痕で、経年の面白さがあるように思います。

しっかりとした状態です。

サイズ
H76cm/W47.3cm/D34.8cm

ひきだしの内寸(各)
深さ11.4cm/幅25.4cm/奥行23.9cm