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アンティークのチェア。
1800年代後期頃のイギリス製です。
アーチ形のクレスト(トップ)、布張りがされた盾形の背もたれ、そして背もたれを挟むように柱が取り付けられていて・・・、ビクトリアンチェアの特徴をしっかりと備えた一台。
あらゆる時代の様式がリバイバルされたビクトリア時代ですが、こちらはロココ調の装飾がたっぷりとほどこされていて、優雅な雰囲気が立ち込めています。
ビクトリアならではのさじ加減が、チェアを華やかというよりも、どちらかというと重厚な感じに仕立てていて、クラシカルという言葉が似合います。
椅子なのにコートキャビネットなど箱もの家具から受け取るような重厚感もあって、デザインだけでなくそれも含めたところにこのチェアの魅力があるように思います。 とても素敵な一台です。
座高が低めなので、ナージングチェアといった位置づけでしょうか。 座り心地が良いので、リビングに一台、こんなのを仲間入りさせてみてはいかがでしょう。 寝室や書斎など自室にも。 読書やお茶の時間が楽しみになりそうです。
クラシカルなお部屋はもちろん、アンティーク家具を取り入れたカントリーなお部屋にも似合いますし、モダン家具や60年代頃のビンテージ家具でミックスした空間に置いてもサマになると思います。 漆喰塗りの部屋のコーナーに、こんな椅子を静かに配してみてもいいですね。
ウッド部分は、マホガニー。 あちらこちらに小傷はありますが、経年を思うとまだ少ない方かと思います。 しっかりと閉じていますが、木と木の継ぎ目が分かる箇所があります。 背もたれのフレームですが、向かって右側・上部に亀裂の修正痕があります(画像でもご確認いただけます)。こちらもしっかりと閉じています。
背もたれですが、やや右に傾いています。制作時からのものです。 静止画では分かりますが、日常の動線では気づかないあるいは気にならないかと思います。
張り地は、フォレストグリーンの起毛した布。縁には同系色の飾り紐があしらってあります。 クリーニングは致しましたが、薄っすらとした汚れの付着が見られます(いちばん汚れ面が多いのが座面の裏側)。気になったりしない程度かと思います。 おそらくオリジナルの張地かと思います。
座はコイルスプリング仕上げ。へたりも無く、良い掛け心地です。
ビージング(ビーズのような装飾)がされたトゥーピーシェイプ(駒形)の前脚も素敵。
キャスターが付いていますが、こちらは一度新しいものに交換がされています。さほど前ではないように見受けられます。 真鍮が使われた良いキャスターです。
しっかりとした状態です。
サイズ H96cm/W58cm/D69cm SH39cm
座面のサイズ W58cm/D52cm
ランク【C】
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