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こちらの商品はSOLD OUTしました。
アンティークのワードローブ。
1882年創業の米『wrighton furniture』社製のもの。
1920年代頃のものかと思います。
黒をまとった一台。大きな四角い“箱”でありながら、クラッシーで洒落た雰囲気が漂ってきます。
わずかにアールを描いた両端のピラスター(柱)やトップのフレームが、アールデコのモダンさやエレガントさを演出していて、大変きれいにデザインされた外観です。
細やかな細工の施された取っ手と、ピラスター上部にあしらわれたレリーフも、とても素敵です。それぞれ人魚や人魚と言い伝えがされるジュゴンのモチーフになっています。飾りと言えるものは、この取っ手とレリーフだけで、そのぎりぎりのアレンジこそ、この家具の洗練だと思います。上めに取り付けがされていて、この付け位置もすごくいいです。
鏡面仕上げの華美なものとも、質素な田舎風のものとも違う、しかしグレード感と気取りの無さを両方備えたスペシャルな一台です。
デザインだけでなく、素材や堅牢な作りによる、完成度の高い逸品です。
ワードローブというと、日本では備え付けのイメージが強いですが、印象深い空間を求めるなら、こういったものを備えてみてはいかがでしょう。
アンティークのドレッサーやクラシカルな椅子、装飾性の高い全身ミラーなどを横にセットして、ドラマチックなしつらえを楽しんでみませんか。
和モダンな空間に取り入れてみても素敵。
サロンにもいかがでしょう。
材質はマホガニー。表面と扉の内側には、マホガニーのつき板仕上げがされています。扉の内側は、「リボン杢」という縦縞の天然杢が現れた貴重なマホガニーを贅沢に使っており、扉を開けたときの美しさまで追求して仕上げてあります。
中もたっぷりとしており、間仕切りや小さなガラス棚も付いているので、整理もしやすいです。経年を思うと、大変きれいです。
扉は、観音開き。向かって左がロック式になっています。(扉が開いたときの画像をご参照ください)鍵穴がありますが、鍵はありません。取っ手は、真鍮。バックプレートも繊細なリーフモチーフの透かし装飾がほどこされていて、とてもきれいです。
色は、キツさの無い上品でしっとりとした黒。後塗りかと思われます。ローラー塗装されていて、マットな質感です。角やジュゴンのレリーフは、ペーパー掛けされ赤味のある木肌が覗いた自然な風合いになっています。右の扉・取っ手から少し上に、小さい塗装の剥がれがあります。(画像でもご確認いただけます)裏側は塗装されていません。
しっかりとしており、実物は画像よりも堂々として風格があります。
商品数:0点
合計(税込):¥0