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こちらの商品はSOLD OUTしました
アンティークのデスク。
1920年代頃のイタリア製です。
Florentine Wood(フィレンツェ家具)と呼ばれる、ルネサンス時代から続く伝統的な装飾技法を用いた、素敵な装飾によるものです。
天板、ひきだし、サイド、背面。すべての面にほどこされた伝統模様が目をひきます。
装飾だけでなく、曲線づかいでも目を見張る箇所が。 左右のひきだし下にあしらわれたフレーム。S字のようにくっきりとした曲線仕上げがされています。この曲線と脚の曲線が一体となって、ニーホールの空間を美しく切り取っています。 そして背面。あまり目にしない、舞台の家具のようなファンタジックな曲線です。 仕上がりが優美なだけでなく、デザイン性の高さも感じます。
ルネサンスの装飾と、イタリアンロココのフォルムが融合された、とっても素敵な一台です。
時を経てシャビーシックな雰囲気になっています。 中世からの模様や塗装が色褪せたり乾いたり小傷がついたりして生まれた風合いは、どこか壁画を見るような味わいがあります。
生活空間の中に違和感なくとけ込んで、空気感を高めてくれそう・・・。
革張りの椅子や、黒いシェードのバンカーズライトなんかと合わせて渋くしても、 ピンクや水色などのマカロンカラーをきかせて、フレンチチックにしても、とても絵になるしつらえに。
背面も美しいので壁を背にしてセットしてみたり、この佇まいですので鏡と合わせてドレッサーにしたり、コンソールテーブル(背面を前にしても!)にしてみてもいいですね。
天板はモールディング仕上げ。
ひきだしの取っ手は、ブロンズのラウンドハンドル。 ひきだしの中は、珪藻土のような色で塗装してあります。
脚は四本とも猫脚。
色は金箔のような上質なゴールドと、オーストリッチシェルのような色味のコンビネーション。
上から石膏のような素材でコートしてあり、そこに装飾が施してあります。
年月によって塗装にはシワ感が生まれたり、色褪せたり深まったり、天板の模様と脚元には緑青(手に付いたりはしません)が見られるものもあります。 また、縁や角を中心としてあちこちで塗装が剥がれたり、天板には小傷が散らばっていたりして、石膏肌や木肌が顔を覗かせています。 もとからのエイジング仕上げもあり、とても複雑で面白い表情になっています。 天板の左側には、落花生ほどの大きさ・形で、ざっくりと塗装が剥がれた箇所がひとつあります(画像でもご確認いただけます)。こちらも不快には感じません。 (塗装はボロボロと剥がれてくるようなものではありません)
木の継ぎ目部分が分かる箇所がありますが、しっかりとしており、ここから壊れてくるようなものではありません。
ガタツキもありません。
商品数:0点
合計(税込):¥0