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こちらの商品はSOLD OUTしました
アンテークの椅子。
1920-30年代頃のイタリア製です。
くびれのある背もたれと、たっぷりと詰め物のされたフープシェイプの座面・・・。軽やかで可愛らしい雰囲気を併せ持つクラシックな作品です。
そして何と言っても、張り地! 正面がトワルドジュイで、背面がギンガムチェックという、フレンチチックなファブリックをまとって、とってもお洒落。 ジュイのほうは、プリントではなく、ゴブラン織り。肉厚な地に、野で戯れるロココ貴族の様子がグラデーションを持たせながら細やかに織られていて、タペストリーのような凝った張り地です。 ギンガムチェックのほうも、肉厚ですが、シャリ感のある材質で、モワレも見られ、アンテークリボンのように上等です。
貴族のカントリーハウスに佇むような、気取りがなくて素敵な椅子です。
座は、コイルスプリング&スタッフド(詰め物をたっぷりと詰め込んだ)仕上げ。古典的で正統的なソファと同じ作りがされていますので、ソファに代わる存在としてリビングにいかがでしょう。スカートをはいた白いリネンのロングソファと合わせてみたりして・・・。
壁際に配してもいいですね。その際、ランプを載せたテーブルやフロアランプを間に挟んだりするとサマになりますし、間接照明の取り入れ方としてもまたサマになると思います。 食卓椅子にも。
単体でしたら、デスクやバニティチェアとして使っても。
この張り地が、きっととびきりの演出をお部屋にしてくれると思います。 木部は分厚く素材づかいしてあるため、このクラスの椅子と比べると重量があります。 フレームや脚には、継ぎ目が分かる箇所がありますが、ここから壊れてくるようなものではありません。
背もたれフレームには滑らかなミゾ彫りがほどこしてあります。
脚はフルーテッド(ミゾ彫り)&テーパード(先すぼまり)。美しい仕上がりです。
木部の色は、薄い薄いオリーブグリーン色。厚く塗装がされています。光沢感があります。 リペイントのようで、金彩の上に石膏質の白で下塗りをして、オリーブグリーンを刷毛塗りしてあり、刷毛目もあります。ダークカラーで石目(少し大きめ)も散らしてあります。センスの良い塗装です。 リペイントしてからも、相当な年数が過ぎているようで、オリーブグリーンが擦れて、金彩や下塗りの白、それに木肌が自然の成り行きな感じで顔を覗かせていて、シャビーシックな感じ、それに趣きがあります。木肌は、フロントのシートレイルの裾部分に見られます。
張り地も、リペイント時に張り替えられたものかと思います。 きれいな状態ですが、40-50年代頃のビンテージ感がありますので、リペイントも張り替えもその頃になされたかと思われます。
トワルドジュイは、白とアイボリーの中間くらいの地に、くすんだグリーンの織り模様。 ギンガムチェックは、濃いアイボリーの地に、深みのあるピンクとくすんだグリーンのチェック模様。 どちらも共布でダブルでパイピング仕上げされています。
背もたれにもたっぷりと詰め物が入っています。座面ともども、クッション性はありますが、やや硬め。背筋を伸ばしても、リラックスしても、良い掛け心地です。
両方とも同じような状態で、しっかりもしています。
商品数:0点
合計(税込):¥0