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こちらの商品はSOLD OUTしました
アンティークのキッチンチェア。
1900年代初頭頃(あるいはそれ以前)のアメリカ製です。
ビクトリアンの中でも「イーストレイクスタイル」と言われる、クラフトモダンな作風の椅子です。
きびきびとしたリングターンの脚もですが、背もたれにあしらわれたスタッズのような装飾や単純化された花とリーフのモチーフは幾何学的な面白さもあり、良い仕事がされています。
もともとはおそらくブラウンカラーで、シートはウィッカー(籐編み細工)張りだったかと思います。 フレームは白に、座は花が咲き誇るガーデン模様の張地でリメイクされていて、ロマンチックな雰囲気に。
洋書の部屋から抜け出てきたような、想像を喚起させてくれそうな・・、そんな夢のある椅子になっています。 白を基調に、ピンクや水色、ミントを差し色にしたお部屋に仲間入りさせれば、シャビーシックな雰囲気に、 黒やグレイ、ネイビーなんかを差し色にしたお部屋でなら、クラシック×ロマンチックな雰囲気が生まれそう。 ペイントのデスクに合わせる椅子にこんなのを選んでみてもいいですね。食卓の椅子にも。
材質はオークかと思います。
座面のフレームは、モールディング仕上げされています。 座面は、下には華奢なエプロンが、奥には背もたれとのストレッチャーがあります。ストレッチャーは、小さな肘のような可愛い存在になっています。
前脚はリングターンで、後ろは半曲線を描いたもの。 張り地は、コットンのよう。リメイクされたのは近年のようですが、ビンテージのものが使われています。きれいな状態です。 柔らかくて、気持ちのいい手触りです。 中には少しだけ詰め物がありますが、クッション性はほどんどありません。
フロントに二本、両サイドにそれぞれ二本、後ろに一本、計七本のストレッチャーが、脚の補強に努めています。見た目にも楽しいです。 色はアイボリーとオフホワイトの中間くらいの白。刷毛で重ね塗りされていて、刷毛目も感じられます。縁や角、装飾の盛り上がったところからは木肌が自然な風合いで顔を覗かせています。リメイク時の仕上げによるものもあれば、年月によるものもあるように思います。 座部分では、木の継ぎ目が分かる箇所がありますが、ここから壊れてくるようなものではありません。 しっかりとした状態です。
商品数:0点
合計(税込):¥0