JavaScript を有効にしてご利用下さい.
こちらの商品はSOLD OUTしました
アンティークのチェスト。
1920-40年代頃のアメリカ製です。フランスなどヨーロッパ輸出向けとしても作られた製品の中の一台かと思います。
フレンチスタイルの作品。
サーペイン(くねくねとした)シェイプが、横長の画角を流麗に仕立てています。 とくにフロントの角。直線ではなく半曲線に面取りをほどこすという非常に丹念な作りとなっており、サーペンタインの中でも突出した美しさを誇っています。
装飾も手彫り細工によるもので、端正でありながら柔らかい質感もあるのでそこが可憐ですし、どの装飾もこのチェストに無くてはならないくらいに然るべき位置にレイアウトされています。
チェストと謳っていますが、リビングボードのような側面もあります。こんなのをリビングに配して、テーブルランプを置いて、優しい雰囲気のソファと合わせれば、オーソドックスだけどとても素敵なフレンチテイストの空間が出来上がると思います。 鏡や絵を上に壁掛けてもいいですね。
寝室で洋服箪笥として使っても。この場合にもランプを載せたり、そして鏡を合わせてドレッサーに仕立ててみても。
テレビ台、それにパソコンの台にもいかが?
材質はマホガニー。 素材も良く、堅牢な作りによる逸品です。
天板はモールディング仕上げ。 ひきだしの取っ手は、ブロンズ。上段はラウンドハンドルで、中下段はロココハンドル。
ひきだしは組み木仕上げがされています。底板も杢が現れたマホガニーが使われており、高級家具として手掛けられたことがこういったところからも伝わってきます。
上段ひきだしは三つに区切られています。真ん中ですが、元は上にトレイが付いていたようで、それを受けるレイルだけが今は残っています。
サイドパネルも厚みがあり、バンディングの仕上げなどもきれいです。
脚はすべて猫脚。 フロントは二本仕様になっていて、見た目にも優美ですし、強度にも富んでいます。 色はアンティークブルー。ディーラーの手によるリペイント。マットな質感ですが、薄くクリアワックスで仕上げてあるのでさらりとした手触りもあります(使いやすいです)。 角や縁、ひきだしの端や、装飾の盛り上がった部分にはペーパー掛けがほどこされていて、赤味のある木肌が顔を覗かせる自然な風合いで仕上げがされています。 また、ひきだし面にちょっとした凹み傷が三つほどありますが、この部分にもペーパーが掛けてあるのでやはり自然な風合いに感じられます(画像でもご確認いただけます)。
裏側も同じ塗装です。画像はありませんが、裏側のパネルもきれいです。 しっかりとした状態です。
ランク【D】
*サイドメニューの「地域別・重量別送料」をご参照ください
*送料は当店で半分負担させていただいており、その内容で記載がされています
商品数:0点
合計(税込):¥0