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こちらの商品はSOLD OUTしました
アンティークの椅子。
1800年代後期~1900年代初頭にかけて頃のイギリス製です。
背もたれから肘にかけてのラインがひと続きとなり、美しいフォルムを作り出した作品。 肘がラッパ状に開いていて浴槽のような形をしていることから、「タブ(浴槽)シェイプ・チェア」と呼ばれています。
こちらの“タブ”には、緻密で端正な彫刻細工がほどこされていて、出来栄えもまた大変に美しいです。 とくに、背もたれトップとエプロンに見られるシェルモチーフは、アシメトリーにしつらえがされていますが、ロココが色濃く反映されているところが面白いですし、シェルは家具職人が好んで用いたモチーフなので、このチェアへの思い入れも伝わってきます。
ウッドのダークなブラウンも、アンティークな装いをしています。 明るい灰色のファブリックとのコントラストもきれいで、クラシカルな佇まいに拍車がかかっています。
正統的なのに、可愛らしい・・・、素敵なチェアです。
重厚な雰囲気の家具と合わせてしっとりとしつらえてもいいし、白やミントなどの家具と合わせればお洒落なお部屋が作れそう。
こちらペアで二回りほど小ぶりな品があり、別ページにて掲載中です。 ロングシーターの対面に、こんな異なるサイズの二台をセットしてもいいですね。
ウッド部分は、マホガニー。 わずかな擦れが時おり見られます。*木と木の継ぎ目も見られますが、これらは制作時からのものです。
脚は四本ともスクロールした猫脚。 アンティークらしい華奢なキャスターが付いています。キャスターのカバーは、上部にビージング装飾があり、洒落ています。
張り地は、着物の帯のような張りのある厚い布。水色とシルバーブルーのバラ模様、明るいカーキグリーン色の葉の織り柄が、規則的に入っています。手の込んだファブリックです。 縁には白っぽい飾り紐があしらってあります。上質な物が使われています。 経年を思うときれいな状態です。
背もたれと肘は、共布でボタン絞りがされています。 座はコイルスプリング式。 詰め物が入っています。へたりはありません。 座ると少し沈み込みがありますが、座り心地はやや硬めです。 ガタツキもなく、しっかりとした状態です。
ランク【C】
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*送料は当店で半分負担させていただいており、その内容で記載がされています
商品数:0点
合計(税込):¥0