アンティークのオープンチェア

こちらの商品は2台ともSOLD OUTしました

アンティークのアームチェア。

1920-30年代頃のフランス製です。

正統的なフレンチスタイルを継承した端正な作品。

ピンクが織り込まれたゴブラン織りの張り地をまとったことで、とてもクラシカルなのに愛らしさが前面に出た佇まいとなっていて、そこが魅力。

背もたれがオープン(背もたれと座の間に空間があること)になったタイプで、張り地の可愛さが生きていますし、軽やかなリズムは空間作りの中にも活かせそう。
スクエアの3シーターソファの対面にこんなのを二台配してもいいですし、テーブルクロスを掛けたテーブルもこんなオープンチェアの“抜け”があると美しく映えます(二台でも単体でも)。

背面も同じ張り地ですので、デスクやバニティのチェアをこんなのにしても素敵。

ウッド部分はマホガニー。色は赤味のあるブラウン。
縁や装飾の盛り上がった部分などに、擦れがあり木肌がわずかな感じで顔を覗かせています。小傷も時おり見られます。自然な風合いです。

装飾は手彫り細工です。アカンサスやリボンなどの装飾が全体にほどこされて、とても洒落た雰囲気です。

アームには、エルボーパッドがついています。アーム先端はスクロールしています。優雅に波打ったシートレイル。こちらにもトップレイルとお揃いの、手彫りの装飾がほどこしてあります。

脚はフルーテッド(ミゾ彫り)&テーパード(下すぼまり)。

張り地は、オリジナル。タペストリーのような景色で、エクリュ色の地に、くすんだピンクやブルー、オレンジ色などが見られます。
エルボーパッドは若干色が退色をしているので経年を感じますが、全体的にはそういった変化の少ない方で、状態も良いです。
端には鋲があしらってあります。

座はコイルスプリング式。座ると少し沈み込みますが、コイルスプリングがきいて弾力感があります。

しっかりとした状態です。

擦れなどの個所は違いますが、どちらも同じような状態で(座り心地も)、見た目から受ける雰囲気もまた同じです。

サイズ
H95cm/W61cm/D62cm
SH43cm

座面のサイズ
W59cm/D50cm

床から肘のトップまでの高さ/64cm