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こちらの商品はSOLD OUTしました
アンティークのコモード。
1860年代頃のイタリア製です。
ルイ15世様式の一台。
エッジの際立ったフォルムがとても美しいです。
そして何よりも、ペイント。 コモードは、時代を遡るほどフロント(ひきだし)面の装飾や絵付けが一枚の絵に見えるように仕上げられている物が多いですが、こちらはそんな中、色付けをした本体に、ひきだしとサイドパネルに絵付けがほどこすことで、唯一無二的で独特な佇まいとなった作品。
本体の色は、ターコイズがかったライトグリーン。 絵はヨーロッパの湖畔の風景で、赤鉄色のグラデーションカラーとライトグリーンのコントラストがとてもきれいです。 まさしく“ペインテッド・ファニチャー”。素晴らしい作品です。
天板に選ばれたのは、ため息が出るほど美しいピンクマーブル。 その他にも、オルモル装飾や、ひきだしのシェイプなど、どれを見てもやはり美しいです。
両サイドのパネルに割れがあります。割れた箇所に木をはめ込んで修復する技法もありますが、絵付けがあるのでその方法は取れませんし、今のこの姿で十分だと思います。
コンソールテーブルのようなデコレーションもとても楽しいものとなる一台ですが、このまま空間に鎮座させておいても非常に面白い存在感を放ってくれそう。
大理石は、イタリア産の天然のもの。 少しオレンジ茶がかったピンク色で、はっきりとしたマーブルの模様が見られます。(斜め線状のものも、ヒビではなく模様です) 端正なモールディング仕上げもほどこされています。
本体の色も絵付けもオリジナル。 本体は、長い歳月の間にクラッケルが生まれています。ラッカー仕上げがされているので、クラッケルもしっかりと固まっており、ボロボロと剥がれ落ちてくるようなものはありません。とても表情があります。縁などに時おり塗装の剥がれがあり、下塗りの石膏肌が顔を覗かせています。 絵付けは、金褐色や深緑色の彩色もされています。
裏側も同じ塗装がされています。
ひきだしの取っ手はオルモルと同じ色味のロココハンドル。
脚は猫脚。後ろは壁にぴったりと付くようにフラット仕上げになっています。
ヒビは、ここからどんどん壊れてくるようなものではありません。(状態は画像でもご確認いただけます) また、木と木の継ぎ目が分かる箇所もありますが、上記と同様です。(こちらも画像でもご確認いただけます) がたつきもなく、また、ぐらぐらすることもありませんし、ひきだし(たいへん良い作りです)の開閉もスムーズです。
*家具の希少性を反映した価格設定とさせていただいております。
ランク【C】
*サイドメニューの「地域別・重量別送料」をご参照ください
*送料は当店で半分負担させていただいており、その内容で記載がされています
商品数:0点
合計(税込):¥0