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こちらの商品はSOLD OUTしました
アンティークのキャビネット。
1920-30年代のアメリカ製です。
18世紀にヨーロッパで流行したペイント家具。移民達がアメリカにも広め、その流行は20世紀初頭まで続きましたが、こちらの家具などもまさにそんな流れを感じさせる一台です。
深みと鮮やかさの両方を持ち合わせたグリーンに、金茶をあしらった色使いは、中欧の森のよう・・・。
そして色味もですが、佇まいも独特。 張り出したピラスター(柱)の複雑なカットや装飾、それに民芸調の可愛らしさも感じる取っ手が、家具を他には無いような面持ちにしています。
過剰さはなく、均整が良く取れているのでむしろどこかモダンにも感じます。
壁紙に合わせてボヘミアンにロマンチックに、漆喰などの白い壁に合わせてナチュラルに美しく、インダストリアルなテクスチャーと合わせて少しハードな感じに。 意外にもどんなスタイルにも似合いそうですし、その場面をしっかり素敵に特徴づけてくれそう。
鏡や額絵やタペストリーなどと組み合わせてリビングに。 ランプを載せてベッドサイドに。 キッチン(上側の壁に自作の棚を付けてもいいですね)や洗面室で使っても、とても面白い空間が作れそうです。チェッカー模様の床に合わせてみたりして・・・。
材質はオークかと思います。
天板はモールディング仕上げ。 天板トップは、塗装がムラになったような感じで剥がれたり色褪せたりしています。この家具には面白い景色だと思います。
ひきだしは組み木仕上げ。 取っ手は、花の彫刻がされた珍しいタイプ。指を入れて開ける仕様です。 鍵穴がありますが、鍵はありません。 ハッチよりせり出した仕上げになっていて、家具に風格を与えています。
ハッチは観音扉で、こちらも鍵穴がありますが、鍵はありません。左側の扉だけ、内側からロック出来る仕様になっています(画像でもご確認いただけます)。 こちらの取っ手もとても珍しい形をしています。ボール状になった部分をつまんで開ける仕様です。 中には棚板が一枚あります。取り外しが出来ます。
ひきだしも観音扉も、きれいな飾り縁があしらってあり、家具の表情を引き締めています。
サイドパネルは、ブロークン仕上げ。古い家具らしい作りです。
ピラスターは、付け根に大らかなリーフモチーフのオーナメントがあしらってあります。 下側の装飾は彫刻的で、大変ユニークです。
脚にはキャスターが付いています。
色はオリジナルです。 影のようなダークカラーは、当時からのエイジング仕上げです。
裏側は塗装されていません。 黒っぽい塗料の付着があります。おそらく裏側だけ古材(当時の時点で)を張って仕上げたのかと思います。この家具ではかえってそれが良さになっていると思います。
しっかりとした状態です。
ランク【B】
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合計(税込):¥0