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こちらの商品はSOLD OUTしました
アンティークのチェスト。
1920年代頃のアメリカ製です。ヨーロッパ輸出向け家具の一環で作られたものかと思います。 扉つきのひきだしを備えたチェストで、クローズプレス(clothes press)とも呼ばれます。
扉があることで、キャビネット的な面持ちとなっています。 扉はガーランドがあしらわれていて、まさに優美なキャビネットを見るかのよう。
ガーランドはひきだし面にも見られますし、コンパートメント(天板奥の間仕切)や柱の上側にもテイストを揃えた装飾がほどこされています。
これらのフランス様式の装飾が家具を本当に素敵に仕立てていますが、さらにここでは装飾も引き立てるように、バニライエローで本体が塗装されています。 18世紀のフランス家具の手法ですが、広く愛されて受け継がれた手法がベストマッチした、とびきりのクローズプレスです。
天板トップにざっくりとした塗装の剥がれがあります。また、縁や角、コンパートメントや脚などにも、木肌がかなり顔を出すほどの塗装の剥がれがあります。 塗装の状態や見栄えに応じてリペイントをおこなっておりますが、こちらはオリジナルの色味や質感を残すべきとの判断をいたしました。上品なラッカー仕上げ(ピアノのような光沢)がされていますので、光沢が浮かび上がるまで汚れを落とし、剥がれた箇所はこれ以上剥がれてこないよう薄くクリアラッカーで仕上げましたが、経年の風合いはそのままとなっています。
シャビーシックだったり、フレンチカントリーだったり、古道具を活かしたような雰囲気の空間でしたら、かえってぴったりだと思います。
色褪せてきていて分かりづらいですが、装飾には水色が彩色されていますので、色合いごとお楽しみください。
堅牢な作りで、今尚しっかりとした状態です。ひきだしの中もきれいですので、普通にお使いいただくことも出来ます。
材質はマホガニーかと思います。 天板はモールディング仕上げ。塗装の剥がれは画像でもご確認いただけます。 コンパートメントはアウトラインがきれいで、厚みもあります。 扉は観音開き。 取っ手はガラス製。後から取り替えられた様子。 扉を開けると、ひきだしが四段あります。手が掛けやすい仕上げ。 ひきだしは組み木仕上げ。
上段と下段の間には、ボウシェイプの台座があります。強度をもたせるだけでなく、見栄えをいっそう美しくしています。
台座にならって下段ひきだしも緩やかなボウシェイプになっています。洗練されていますし、作りの良さもうかがえます。 下段チェストの取っ手は木製。装飾が愛らしいです。 ひきだしはこちらも組み木仕上げ。 前脚はトゥーピー(駒のような)シェイプ。配色がとても素敵です。 後ろはストレートです。 キャスターはアイアン製。 ご不要の際にはお申し付けいただきましたら、取り外して、フェルトを貼って仕上げをいたします。アレンジ費用はかかりません。
塗装はたいへん厚塗りされています。 裏側は塗装されていません。
ランク【D】
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合計(税込):¥0