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こちらの商品はSOLD OUTしました
アンティークのテーブル。
1800年代後期頃のイギリス製です。
「ターンド・インバーテッド・カップ(旋盤細工の逆さ向けカップ)」と呼ばれる、17世紀様式の脚が特徴的。 脚の上部の細工が、カップを逆さまにした様子と似ていることから、そのような名称がついています。
インバーテッド・カップを携えた長い四本脚が、テーブルの立ち姿を大変美しいものにしています。
足元はボールフットになっています。そんなに多くは見ない仕上げですし、こちらもまたテーブルの美観に貢献しています。
ドロップハンドルが垂れた取っ手も、テーブルによく似合っていて素敵。
幕板は曲線と反曲線を活かしたラインに、天板は縁にミゾを設けた仕上げに。 控えめの装飾で、質実剛健とも言えますが、エレガントさもあって、バランスに秀でたデザインです。
実はこちら、エクステンション仕様になっています。 天板を持ち上げ、仕込まれた板を引き出すと拡張して、正方形の食卓になります。 正方形の食卓が長方形になるものが一般的の中、デスク型から食卓へ様変わりするこちらはとてもユニークです。
デスク、食卓、どちらで使っても、空間をシックで格好よくしてくれそう。
材質はマホガニー。
天板は両サイドが弓なりに仕上げてあります。
エクステンションの装置も、剛毅で格好いいです。 画像は、ひきだしを抜いた時の裏側の様子です。 拡張作業は簡単です。お出しする際に、詳しくお伝えさせていただきます。
ひきだしは組木仕上げ。 底板は経年による変色がありますが、さらりとしており、手に付いたりするようなものもありません。 取っ手は、真鍮です。
ひきだし両側に四角いオーナメントがありますが、こちらはエクステンション時に板のストッパーの役目を果たします。 見た目にも優れているのが良いです。
色はディーラーの手によるリペイント。 キツさのない墨のような上品な黒で塗装されています。ビクトリアンな雰囲気もするこのテーブルに、よく似合っていると思います。 質感はマットですが、自然な光沢も感じられます。 縁や、旋盤細工の盛り上がったところにペーパー掛けがほどこされていて、木肌が顔を覗かせています。
脚のアップ画像で、縦に一本白い筋が入っていますが、こちらは他の塗料の付着です。ある程度まで落としましたが、これ以上ですと本塗装に影響が出そうでしたので、ここまででとどめました。
もとの作りも良い逸品で、今尚しっかりとした状態です。
ランク【D】
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*送料は当店で半分負担させていただいており、その内容で記載がされています
商品数:0点
合計(税込):¥0