お客さまのお家紹介
搬入日記「名古屋のSさんのお部屋」
名古屋時代の店舗、
もう懐かしいと感じてしまう。
でも、それもそのはず。
6年以上前になるのですものね。
さて、今回ご紹介させていただくのは、
そんな名古屋時代のKioの、ご近所のお客さま宅です。
お家の住人は、Sさん。
何度か店頭で家具をお求めいただいていました。
そんなSさんから、ある日インターネット経由でご注文が。
ペンダントランプだったので、取り付けもさせていただきたかったですし、
Sさんも町も懐かしくて、
店を終えて夜の名古屋へお届けに向かいました。
名古屋、ときどき行きますが、
行くたびに新しいものが出来ている。
暮らしているときはそれが当たり前の感覚でしたが、
今の場所にいると、街が進化するそんなスピードにも驚いてしまいます(笑)
Sさんのマンションの近くにも大きくてスタイリッシュなスターバックスが出来ていて
びっくりでした。
Sさんのマンションも、街に似合う設計。
落ち着いた照明のエントランスは、シティホテルのラウンジのようで、
夜のお届けで得をしたような気分になりました。
お届けしたのはペンダントランプ三台。
一台は、こんなワイヤーのバスケットのような作品。
Sさんのお部屋の天井は、
シーリングがニッチにも設けられた、なかなか珍しい仕様。
それを活かしてランプを取り付けたら、
こんなカフェのようなスペースが出来上がりました!
(壁際のコンソールテーブルも、以前Kioでお求めいただいたものです)
あとの二台は、ペアのグラスシェードランプ。
数年前にこのマンションにお引越しされて以来、
代用のランプをお使いだったところ、
HPでこのランプを見つけ、即決してくださったとのこと。
冒頭の写真は消えているところですが、
ステイ金具のゴールドがカーテンにぴったりで、かっこいいですし、
色んな要素が見事にブレンドされたお部屋は、
外国の集合住宅の一室のよう!
こちらのキャビネットも、Kioにてお求めいただいたもの。
使いやすいと言って、とても気に入っていただいています。
お届けにあがると、
以前の家具との再会もまた懐かしいです。
Sさんは本当に幅が広くて、
写真を撮りませんでしたが、フィレンツェのテーブルなんかもお使いです。
もう無くなってしまいましたが、
名古屋にインテリアのセレクトショップがあり、
そこが大好きだったのですが、
その店のことが思い出されました。
SさんとSさんのお部屋の明かり、
そして、かつて毎日を送っていた街の明かりにも見送られて、
帰路は、心にも温かい明かりが灯っていました。
Sさん、どうもありがとうございました!
(お届けした皆さんには公開の都度謝っていますが、、、)
ものすごく遅くなってすみませんでした、、、!
素敵に受け継がれた30年代のピンボール / 埼玉県K様邸
HPからのご注文で、
埼玉へ旅立って行ったビンテージのピンボールマシーン。
特殊なアイテムだったので、
どうやって使ったり、あるいは飾ったりされるんだろう?って興味がありました。
すると到着後、
お客さまからお写真が!
窓辺をどんなふうにするかで悩まれていたところへ
このピンボールが見つかったとのことで、
出会いをとても喜んでくださいました。
冒頭の写真もそうですが、
お客さまのお部屋、まるでお店やアーチストのアトリエのよう!
ディスプレイも素敵ですし、
モノのひとつひとつにストーリーが感じられて、
写真を眺めているだけでお店に来ているみたいな楽しい気持ちになりました。
色もあるのもまた楽しくて。
ピンボールのカラーがぐっと引き出されたのが、
買い付けてきた私としては感激でした。
1930年代のアメリカ製。
もう90年も前のモノ。
当時の色香や時代の背景を残しつつも、
今の時代の空気感を軽やかにまとって、楽しくお洒落に再生されたピンボール。
彼(ピンボール)自身も嬉しくて、
夢の中では、玉をどんどん入れてチューリップを咲かせているだろうなあ。
あれ?!、それではパチンコですね。。。
いやでもきっと、それくらい嬉しいはず!
埼玉のK様邸。
カフェだったらいいのになあ。。笑
K様、この度は本当にありがとうございました!
お客さまのミックススタイルのお家/津市M邸
今日ご紹介するのは、津市のMさん邸。
Mさんは「アンティークに限らず、どんなインテリアでも大好き」とおっしゃる方。
家具職人さんが作った家具もお使いですし、
「コンランなんかも昔から変わらず好きですね」とのことで、
デザインされたインテリアもお持ちのご様子でした。
そんなわけで、どんな感じのお家なんだろうと、
とても気になっていたのですが、
フロアランプと絨毯をお求めいただいたのを機に、
お邪魔出来ることになりました。
フロアランプは「玄関ホールの廊下用に」とおっしゃってたので、
間取りにも興味があったのですが、
リビングがガラスの観音開き扉ということもあって、
広々とした端正なホールに感激してしまいました。
ソファの横に配されることになったフロアランプ。
モダンとアンティークの対比が、かっこいいです!
こういった場所にシーテイングセクションがあるのもいいですね。
雨の日とか、こんなところで本を読んで過ごしてみたいなあ。
リビング&ダイニング。
ダイニングセットが、家具作家さんの作品です。
窓に嵌っている美しい枠もまた、同作家さんによるもの。
目隠し用に何か・・と相談を持ち掛けたところ、
こんな他にはないような枠が出来上がったのだそう。
枠に嵌め込まれたガラスは、M氏の奥さま作。
(至近距離でも撮影させていただけば良かった。。。)
作家ご夫妻は白山町在住で、Kioのお客さまでもあります。
彼らの作品も見れて嬉しかったですし、
オーダーする醍醐味みたいなものも学べました。
絨毯は、アンティークの廊下敷きを。
実はしばらく経ってから、また新たなお届けでお邪魔したのですが、
絨毯の位置がリビングにかわっていました。
廊下敷きのこんな使い方、良いですよね!
新たにお届けしたのも廊下敷き絨毯。
こちらはビンテージ。
リフォームしたキッチンの床に敷かれたのですが、
サイズも雰囲気もこの場所のためにあつらえたかのようにぴったりで、
Mさんも私も興奮気味になってしまいました。
キッチンには、北欧やアールデコのモダンさを思わせる素敵なタイルが張ってありました。
色んな要素のもので、美しく完成されたMさんのお家。
壁にはアートも掛けられています。
美術館に行ったような印象が残ったのは、
アートの存在もあったからだと思うけれども、
Mさんのキュレーションの技のようなものも感じられたからのような気がします。
お求めだけでなく、楽しませてもいただきました。
Mさん、ありがとうございました!
それと、最初のお届けからのことを思うと、
公開がものすごく遅くなってすみませんでした・・・・!
チョークペイントで生まれ変わったフレンチスタイルデスク
ここ数年、
Kioで家具をリペイントするときには
すっかり「チョークペイント」で定着しました。
コロナで買い付けに行けなくなり、
代わりになかなか着手出来ずにいた“要リペイント家具”に手を入れることが出来ていますが、
そこで決まって使うのはチョークペイント。
何回か書いているような気がしますが、
チョークペイントは、ただ家具の色を変えるだけでなく、
キメ細やかな質感まで作って、洗練された表情を与えてくれる、
いわば「家具のお化粧品」でもあるのです。
さて、こちらのデスク。
過去に取り扱った商品なのですが、
たまたまKioと縁があるのか、それとも比較的多く生産されたのか・・・、
これまで色違いで白やクリーム色も扱ったことがあります。
そしてこのゴールドと同じ色の子も、もう一台ありました。
天板トップにかなり気になる変色があったので、リペイント目的で買い付けた子。
バックヤードで順番を待っていました。
何台かのリペイントが終わり、
次はこの子の番かな?ということで、
「白ですっきり仕上げよう」と夫と話していたちょうどそんな折りです、
「ビーンシェイプのデスクは、今お店にないでしょうか?」
HPをご覧になったお客さまからお電話がありました。
「実はこんなふうで、これから白くペイントする予定のデスクがあるんです」
と画像をお送りしたところ、
「イメージ通りです」とお喜びのお客さま。
とんとん拍子でデスクのお嫁入が決まりました。
お客さまも白がご希望だったのですが、
「ゴールドでラインを入れていただくことは出来ますか?」とのリクエスト。
お客さまのお家には、
業者さんにお願いして、ブラウンから白にゴールドラインを入れて塗り替えたピアノがあり、
デスクもそれに合わせることが出来たら・・とのご希望だったのです。
画像をすでに冒頭においてしまいましたが、写っているピアノがそうです。
ブラウンだったのがイメージ出来ないくらい、
このフレンチデザインにぴったりですね!
横にいるのが、Kioからのデスク。
お客さまが送ってきてくださいました。
ピアノはペイントに入る前に画像を拝見していて、
珍しいフレンチスタイルのピアノにぴったりな彩色に感激していた私たち。
お客さまの想いや世界観もひしひし伝わってきて・・・・・。
ペイント担当の夫は、
緊張しながらも、「応えたい」と。
まずは、本体のペイント。
①幾重にも重ね塗りをして、チョークペイント専用のクリアラッカーで仕上げます。
ラッカー仕上げすることで、保護膜が出来るのです。
②ラッカー塗りしただけだと厚化粧になるので、いちばん目の細かいペーパーを丁寧にかけます。
すると、なんとも滑らかな手触りになります。
磨いた石のような・・は言い過ぎですが、
チョークペイントの石膏のような質感が下地にあるからこその、この最終的な仕上がりが、
個人的にとても気に入っています。
ゴールドラインには、同じくチョークペイントから出ている塗料を使いました。
剥がれた金彩のタッチアップにはよく使用していたのですが、
ラインは初挑戦。
メンディングテープや色々な筆を駆使しながら、
こまめに集塵機をかけながら・・・・、
細心の注意で挑みました。
そうして生まれ変わったデスク。
お客さまは、イメージ通りで音楽室にもぴったりと大喜びしてくださいました。
本当に良かったです。
それにしても、なんて素敵な音楽室なのでしょう!
デスクはピアノと饗宴(共演?競演??)をしてるみたいな気持ちなんじゃないかしら。
お客さまは千葉県にお住まいのY様。
お電話とメールで何度もお付き合いいただきました。
デスクのお求めもですし、
デスクへの素敵な機会もいただいて、
本当にありがとうございました!
ゴールドラインが似合いそうな家具、
見回すと何台かあります。
これを機に、これからのラインナップのひとつにしていきたいと思います!
お客さまのお部屋 /神戸市 H様邸
フォレストグリーンをまとったデスクが、
素敵なお部屋に迎えられました。
神戸市のH様邸。
以前にもいただいたお写真の掲載をお願いしたことがあるお客さまです。
そのときの記事
https://www.kio-deco.com/blog/2018/11/-h.php
色濃いイエローの古いドアとのコントラストがドラマチックですし、
その中でスパイスに使われたゴールドが、なんとも絶妙に感じられます。
*ブラケットランプもKioでお求めいただいたものです。
「ビンテージ感」
具体的な意味って無さそうなので、
あやふやな言葉なのでしょうけれども、
それでもH邸のデスクまわりを眺めていると、
そんな「ビンテージ感」という言葉がわいてきて、
自分の中でとてもしっくりおさまります。
「感」はとって、「ビンテージ」でいいのかもしれませんが、
お部屋なので、あえてビンテージ感。。。
お洒落で格好良くて、
色香と渋さのあるイメージ。
それにしても上手な色使いだなあと思います。
KioのHP写真と見比べてみてください。。
このデスクはフォレストグリーンが“顔”なのに、
私、フレンチスタイルであることを前面に出した画作りをしてしまいました。
結果、デスクの魅力があまり伝わらない写真になってしまって、
自分でも気に入らないので、トップページのPickupのところにもほとんど載せませんでした。。。
そんなこともあったので、
H様からのお写真、感激したのと同時に、
「これこそ・・・!」と思ったのです。
デスクはさっそく猫ちゃん達のお気に入りにもなったとのこと。
なんだか外国のお家みたいですね!
H様ご夫妻、
今回も本当にありがとうございました!
お客さまの寝室/名古屋市Uさん
マンションの和室を洋室にリフォームされるお客さまがけっこういらっしゃいます。
今日ご紹介するのもそんなご家族。
「子育てがひと段落して和室の使用頻度が減ってしまったから・・」とのことで、
ご夫婦の寝室に作り替えをされたUさん邸です。
フレンチグレイの壁に、ダークブラウンの床。
そんな内装に変貌を遂げた元和室に案内していただきました。
マンション仕様の和室は窓がないことが多いですが、
Uさんのお家もそういった設計だったので、
まるでどこかのショールームのような、
そんな非日常的な雰囲気も漂う素敵な寝室でした。
そんな空間に合わせて、
Kioで照明とチェストをお求めいただきました。
チェストは、条件のひとつの収納力以上に、
そのしつらえや作りをご夫妻揃ってとても気に入っていただいてのお求めです。
Kioの店頭でしばしの時間
感動しながらチェストを見つめるご夫妻の姿が印象に残っています。
寄木のマホガニー家具が私は昔から好きで、
そんな家具には、ちょっと黒光りしたような木の床ってイメージがあったのですが、
チェストが仲間入りしたUさんの寝室はそのイメージに近いものがあって、
なんだかとても嬉しくなりました。
ランプは球体のグラスペンダントに。
この空間でだとシックですよね!
昔見た何かのフランス映画を思い出します。(何だったか思い出せない。。。。)
そしてナイトランプに選んでいただいた、ガラスの作品。
実はこちらがKioでのお求め第一号です。
光の影もまた素敵で・・・・とのことで、こちらもまたとても気に入っていただいています。
Uさんのマンションは名古屋。
名古屋時代、暮らしていたのはどちらかといえば住宅街でしたが、
人いきれを感じる街の雰囲気も好きで(里山に移住をした今でも変わらないです)、
Uさんのお部屋からはそんな都心を望むことが出来て、
久しぶりの名古屋だーーって、嬉しくなったのでした。
Uさんご夫妻、色々と本当にありがとうございました!
(そして、公開がすごく遅くなってごめんなさい。。。。)
*写真はすべてご主人が後日に送ってくださったものです。
どうもありがとうございました!
森の中のアトリエへ
先月のことになりますが、
画家・須藤陽子さんのアトリエ公開にお邪魔してきました。
*須藤さんとの出会いはこちらの記事に記してあります。
三重県菰野町、
御在所岳のふもと
敷地の脇に三滝川の清流が流れる
自然環境の中に須藤さんのアトリエはありました。
このアトリエ、
須藤さんの制作のためのスペースであると同時に、
須藤さんが長きに渡ってコレクションをされてきた
古今東西の人形や玩具の展示スペースにもなっています。
なのでアトリエ公開は、
須藤さんの原画とともに飾られた、
沢山のコレクションも一緒に堪能出来るという内容。
アトリエのロケーションや、建築美とも相まって、
森の中の小さな美術館に来たような、
そんな気分や時間にひたることが出来ました。
まずはデッキに通していただき、
清流を眺めながらお茶を一服。
そして須藤さんの作品とコレクションを拝観。
もう一瞬にして、
心にぐんぐん、ぐんぐんと染み入ってきました。
カタチ、色、質感・・・・
あるものぜんぶがひと塊になって
はらはらと押し寄せてくる。
どうしてこんなにときめくんだろう。
アトリエはゲストの方でいっぱいでしたが、
須藤さんが丁寧にコレクションの解説をしてくれました。
私の感情が揺さぶられっぱなしだったことも(笑)きっとお察しだったのだと思う、
こちらへの眼差しからそんなことが感じられました。
実は須藤さん、Kioにもご来店いただいたことがあり、
その時お求めくださったリモージュのカップが
フランスのドール達の愛用品のようにして飾られていました!
明治時代の久寿玉と、須藤さんの素晴らしい作品。
絵と同様に、コレクションもまた「これは須藤さんの“作品”なのだ」と思いました。
須藤さんのアトリエ。
ひとつの完全な世界。
とても楽しくて貴重な時間を過ごさせていただきました。
須藤さんにはご自宅用にペンダントランプもお求めいただいています。
「ここだけまだ照明が決まっていなかったの」とのことで、
窓際のカフェスペースへ吊り下げ。
イタリアのアイアンランプ、
この子も須藤さんのコレクションのような存在になってくれていたら嬉しいです。
須藤さん、色々と本当にありがとうございました!
お客さまのお家/明和町Mさん
伊勢の隣り町、三重県明和町。
斎王の御所があった歴史のある町です。
今日はそんな明和町に昨年完成をした
M様邸へのお届け日記です。
「いま建てている家が、アンティークが似合いそうなんです」とのことで
何度もKioに足を運んでくださったMさんご家族。
その度に存在感たっぷりのアイテムをお選びになるので、
どんなお家になるのだろうと、
完成が楽しみでした。
そうして何か月かが過ぎて、
出来上がったM邸に訪問をすると・・・・・
それは、イギリスのカントリーハウス意匠の
とっても瀟洒なお家でした!
中にお邪魔します・・・・・
天井が吹き抜けになったリビング。
階段に寄せたフレンチアンティークの二人掛け、
Kioからのお届けです。
そしてダイニングの間仕切り壁にぴったり納まった
イタリアの寄木細工のビューローもKioでお求めいただきました。
M邸の中にはじめて一歩足を踏み入れたとき、
「ナチュラル」と「重厚」が同居したというか・・・、
あるいはそれらがブレンドされて、
ナチュラルと重厚の中間くらいの感じになっている、といえばいいのか・・・、
とにかく、ほっと寛げる感じと、
気持ちの良い緊張感とがあったんですね。
「ああ、こんな着地点というのがあるんだ・・・!」と、
内装の塩梅に感激したものでした。
それでなのか、
M邸にはどんなテイストのものも受け入れてしまうキャパがあるように思います。
ダイニングに吊り下げられたペンダントランプもKioにて。
スペイン調の素晴らしい食器棚があり、
思わず「素敵ですね!」と声をあげてしまいました。
すると奥さまが、
こちらはお母さまが遺された家具であることを教えてくれました。
お母さまが嫁ぐときに家具屋さんにオーダーメイド依頼した家具なのだそうで、
「ぜんぜん知らなかったんですけど、こんなのが入ってたんです」と言って
奥さまがひきだしから紙を取り出して広げてくれたのですが、
何とそれは、この食器棚の図面だったのです。
お揃いのドレッサー(こちらも寝室で使われているとのことでした)のものもありました。
昔の家具を扱う仕事を十数年やっていますが、
こんなのはこれまで一度もお目にかかったことが無かったので、興奮していまいました。
同時に何かに強く心を打たれました。
このお家を建てたのも、
お母さまの遺した家具を入れるため・・・というのが
そもそものきっかけだったのだそうです。
そんな想いに応えたのは、松阪市のビルダー「キャトルウッド」さん。
Mさん夫妻を介して私も知り合いになったのですが、
社長さんは夢と情熱のある方で、
Mさんも自分たちの希望を叶えて貰ったと、とても喜ばれていました。
二階の書斎。
天窓のある斜め天井、いいなあ。。
花柄チェア、ブラケット、ペンダントランプ、Kioより。
玄関には、ご夫妻の念願だったアンティークのホールツリーを。
ペンダントランプはダイニングとお揃い。
あ、あと、傘立ても。。
ご家族の想いのこもったお家に
Kioからの家具たちを仲間入りさせて貰えて、
そしてそれらが良く映えていて、とても嬉しいです。
M家の皆さま、
本当にありがとうございました!
お客さまのリノベーションルーム/神戸市 H様
まるでアンティークショップのような・・・・・
広々としたフロアに
ひとつひとつ吟味して選ばれた家具が集う素敵な空間。
こちら、お客さまのお家です。
神戸のH様邸。
Kioでも何度かお買い物をしていただいたのち、
ご夫妻の「ライフスタイルと、集めてきたアンティークに合わせて」という願いをかなえるために
海岸沿いのビンテージマンションを手に入れ、
そちらを開放的な空間に大改装されました。
空間は壁を無くして。
カーテンが、ベッドとリビングの境界線になっていています。
リネンの色合いもあってか、
リゾートホテルのようにコージーなスペースです!
「ナイトテーブル」と「間仕切り」を兼ねるものとして、
フィレンツェのワゴンテーブルをいちばん最近にお求めいただきました。
「うっとりするほど素敵」と、喜んでくださっています。
ベッドの足元では、ビューローがドレッサーに仕立てられています。
鏡はKioからのもの。
カーテンの縁取りや、ペンダントランプの螺旋と
鏡のフレームの線が共鳴していて、
眺めていると心地よくなってきます。
海が見晴らせる窓辺には
ロケーションにぴったりな“宝物”たちがデコレーションされています。
海外のお部屋みたいな雰囲気!
フロアランプはKioより。
色々なカラーをまとったプランターポットや、
デコレーションされたものたちの雰囲気というかストーリー性のようなものに、
珊瑚色のシェードが良く似合っているように思います。
Kioからのキャビネット。
アートショップのようなデコレーションがされていました。
とてもきれいです。
登場してくれた猫ちゃんたちも、ありがとう!
(お写真はすべて、奥さまがお送りくださいました)
夜の様子。
ヘリンボーンの美しい床がランプでいっそう映えています。
ビクトリアンチェア、Kioより。
夜の神戸の海をのぞみながら
ここで過ごされることもあるのかな。
ずっと寛げそう・・・・・
H邸は、現在「スーモ」から発売中の『関西の街 みんなのリフォーム』に掲載されています。
記事を読んでいたら
「空間、家具、インテリアがトータルコーディネートされて
ずっと憧れていた暮らしが実現した」
そういったようなことが書かれていました。
そんな生活の一部にKioからの家具もなってくれて良かった。
ほんとうに嬉しいです。
以上、いただいたお写真をもとにH様邸のお届けでした。
Hご夫妻、どうもありがとうございました!
モリスの壁紙でリフォーム マダムのお部屋
以前、このダイアリーにときどきご登場いただく名古屋のマダムに
フィレンツェのデスクをお届けしたときのことを書きました。
それからほどなくして、
マダムのお部屋は、それまで全面ホワイトだった背景から、
いちぶモリスの壁紙にリフォームされました。
近々モリスに張り替えるご予定とのこと、お届けのときに聞いてはいたのですが、
それでもマダムのインスタの投稿写真を見た瞬間、
あまりの素敵さに絶句・・・・・・・
ぜひKioのダイアリーでもご紹介させてくださいとの旨、
マダムにお願いをしたところ、
たくさん写真を送ってきてくれました。
ここは和室をリフォームした空間なんです。
モリス柄、襖の黒い縁にこんなにも映えるんですねえ!
フィレンツェのデスクと合わせた感じ、
漆塗りのナポレオンチェアと相まって、シノワな雰囲気もどこか漂い、
深いため息がでてしまいます。
襖は、三枚のうち一枚が鏡張りになっています。
襖の位置を替えることで、景色も変わる。
これも、いいですね!
集合住宅にお住まいの方が、
標準仕様の和室の使い方でよく悩まれる場面に出会うのですが、
こんなふうな襖のリメイク術も、これからおすすめしていきたいと思いました。
かく言う我が家にも同様な和室があるので、倣いたいです。。
マダムは廊下のニッチの壁にもモリスを張りました。
Kioからのインテリアをいつも飾ってくださっています。
しかし壁紙一枚で、
雰囲気が変わる・・・を超えて、
大袈裟かもしれませんが、小さな世界が新たに出現したかのようになって、
まるで魔法だなあって思います。
そしてモリスは、トイレのニッチにも。
Kioからの孔雀さんたちがこちらに引っ越していました。
これくらいの分量の壁紙づかいも、美しいですねえ!
はっとさせられます。
19世紀末、ウイリアム・モリスの時代は、
過去のあらゆる時代のインテリア様式のリバイバルがなされたとき。
とくに中世への回顧が強かったようです。
フィレンツェの家具も中世ルネサンス時代から続く伝統装飾によるもの。
それだから二者が吊り合うのかなあと思うのは、きっと理屈ですね(笑)
21世紀の今の時代に、
19世紀末とルネサンススタイルのこんな素敵なミックスコーディネートを手掛けてくれたマダムに、
ひとりのインテリア好きとして感謝を。
マダム、今回もありがとうございました!
★マダムのInstagram
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マダムは「中道未枝子」さんで検索していただけます!