アメリカ買い付け紀行『ダウンタウンLA・前編』
運送会社さんの2ブロック先。
4番ストリートの手前で信号待ち。
ロサンゼルス川にかかる橋のたもとでスチール撮影をやっていました。
このあたり、40年代に建てられたレンガ造りの倉庫が建ち並ぶ界隈で、
こんな撮影風景によく出くわします。
橋を渡ったところは、
そんなレンガ倉庫を再利用したコーヒーショップやアートギャラリーが増加中。
2028年ロサンゼルスオリンピックが決まったみたいですが、
それも見越してだったのか、
ここ数年、ダウンタウンLAは再開発の勢いがものすごいです。
↑ブルーボトルコーヒーのダウンタウン2号店が出来ていました。
そんななかまったく変わらないのが、
服屋におもちゃ屋、花屋が集まるディストリクト。
オーナーはたいていメキシカンということもあってか、
この界隈だけは異彩を放っています。
そして安いのか、買い物客で大賑わい。
渋滞をかわしながら走っていると、うっかりここに出て、
すごいときはまるで縁日のように人や車でいっぱいの通りにはまり、
「しまったぁ」と思うことがときどきあります。。
今回もそうやってノロノロと進んでいると、
一軒だけ大きなウィンドウを携えた瀟洒な店の前に出ました。
こんなのあったっけ?
どうやら新しく出来た店のようです。
ウィンドウにはタッセルのついたカーテンがディスプレイされていますが、
店内には積み上げられたロール状の布地が見えます。
じつは日本にいるときから家具のリメイクに使うための布地を探していたのです。
なんと、こんなところに布地屋さんが・・・!
しかもぜったい素敵そう!
ちょうど店の前の駐車スペースが一台分空いていたので、
すぐさまに立ち寄りました。
イメージ通りの布が見つかりましたし、
それにここ、椅子の張り替えや、ガラスキャビネットの背板に張ったりと、
今後も仕事に使えそうな生地でいっぱい!
こんなのを見てると、オリジナルのカーテンやクッションを作って販売、
そんなことまでやりたくなってきますね。。
専門店みたいなことはとても出来ませんが、
その代わりなんていうか、「1点もの」みたいな感じでガロン飾りなんかもあしらって手掛けたら、
それを喜んでくれるひともいるんじゃないかな。
いかん、いかん、買い付けの途中です。
いったん引き揚げて、頭を冷やすことに。。。
でもなにかこう新しい風が入ってくるような感覚は、いいものですね。
そういえばここのオーナーはティム・ガンにそっくりで、いかにもな感じの紳士でした(笑)
また次回はリストを作って、ゆっくり訪れたいです。
数は少ないですが(私の知る限りですが・・)、
ダウンタウンにはアンティークのディーラーもあります。
大きなところでは、こんなウエアハウスも。
続けて書くと長くなりそうですので、
また後編として後日にアップしたいと思います。
それでは、また・・・!
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