伊勢志摩へ
コンテナがやってくると数日間また臨時休業になるので(今週末からの予定です)、
今年のKioのお盆休みは、いち日にしましたが、
夫と交代でそれぞれが2日ずつ休みを取り、
私は11、12日と、実家の両親やきょうだいの家族と一緒に
伊勢志摩に小旅行に行ってきました。
(猫がいるので夫婦そろっての外泊は出来ないので
近場でも夫は素泊まりすることもなく、ずっと留守番でした。。)
こうやってみんなで出かけるの、
ほんとにどれくらいぶりだろう。
三重に越してきて実家に少し近くなったこともありますが、
春に父が半月ほど入院してからはとくに、
父にも母にも会えるときに会いたい、
出来るときに出来ることをしたい、
そんな気持ちがいつも頭のなかにあるようになりました。
ホテルには、伊勢志摩サミットの議長国記者会見が開かれたという庭園がありました。
ここを散策していたら、ぽつりぽつりと雨があたりはじめ、
それから伊勢志摩地方には大雨警報が。。。
雨も落ち着いた夜八時ごろ、
露天風呂に入っていると、雷鳴はないのですがときおり稲光りがします。
真っ暗闇のなかに、英虞湾がいっしゅんだけ青白く浮かび上がる様子が面白く、
姿が見えた母と義妹を呼んできて
しばらく三人で真夏の夜の不思議なリアス式海岸を見つめていました。
翌日は、晴れたり曇ったりのお天気。
父をあまり歩かせないプランだったので
伊勢参りには行かず、
でも「赤福に行きたい・・」との母のリクエストで
参道の本店は混んでいるのは間違いないから
鳥羽店に行きました。
みなで赤福氷を。
赤福の隣に古民家が。
こんなのあったかな?
鳥羽ゆかりの詩人・伊良子清白(いらこせいはく)の家とのこと。
大正時代の建物。
8年前にここに移築をしたそうで、
公開は無料でされています。
医師でもあったという清白。
診察室の家具や道具にいちばん見入っていたのは、私。。
「きょうちゃん、ブログに載せるのにいいのがあって良かったね」
と、甥っ子。。。
そして伊勢志摩スカイラインで、朝熊山山頂へ。
山中には、伊勢神宮の鬼門を守る寺もあります。
山頂広場。
円柱ポストが。
(じっさいに投函できます)
「天空のポスト」という素敵な名前がついていました。
この山頂には子供の頃から何度も来たことがありますが、
こんな作りの広場、むかしは無かったです。
なんだかものすごく気持ちがいい空間で、
みなそう感じたのか、
それぞれ思い思いの時間を過ごしていました。
(母は「首を寝違えた・・」と朝から辛そうだった姉の首や肩のマッサージをはじめました。。
何もこんなところで・・と思いましたが、
そんなことをしたくなるような何かが、たしかにここにはありました。。)
そして帰宅(実家にです)。
父がへたり込んだらどうしようとか心配だったのですが、
玄関のドアを開けて家のなかに入るなり
「あー、楽しかった」と。
無邪気すぎる口調にちょっぴり面食らいもしましたが、
そうか、お父さん、良かった!
私も楽しかった。
またこんな時間がもてますように!
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