アメリカ買い付け紀行『薄暮の砂漠と、アンティークイベント』
5月18日から28日まで、アメリカ買い付けでした。
今回もアリゾナへ。
到着が週末(金曜)だったので、
空港を出る時点から、フリーウェイがすでにもう大渋滞。
けっきょく今回もアリゾナに着いたときには22時をまわっていました。
ただ、いまの時期はサマータイムなので、
暗くなり始めたのは20時を過ぎたころから。
薄暮の砂漠のドライブも素敵でした。
前回もそうだったのですが、
不思議と長時間走ったような感覚がしない道です。
日本でも、アメリカの他の道でも、
なんか書くのが恥ずかしいですが、、
「こうなっていきたい」って、未来に向かいながら走るというか(笑)、
自分にとってのドライブって昔からだいたいそんな感じで
(スピードが関係するのかな?)、
そんなふうな気持ちになれるのも
ドライブが好きな理由のひとつなんですが、
この道は、なんていうか、
“受け流し”みたいな・・・・・
もちろん色んなことが浮かんだりするんですが、
それがあまり尾を引くこともなく、
ほんとにただただ走っているだけというか。
けれど道を走った記憶は逆にくっきりと残っていて、
でもそれは、いい夢をしまい込んだひきだしの中に
夢といっしょに入っているような感覚なのです。
また道中のことで引っ張ってしまいました。。。
翌日からの買い付けでは、
まずいちばんにディーラーのアンティークイベントに行きました。
後日カリフォルニアのディーラーに
「先週末はアリゾナに行ってたの」と言うと、
ディーラーの名前をあげ、「ここのイベントに行ったんじゃない?」とのことで
ご名答。
「私は行ったことないけど、いつもFacebookでチェックしてるわ」
「良かった?とっても大きいんでしょう?」と。
そう、個人の規模とは思えないくらいのスケールでした。
集客もすごくて、首にかける番号札まで渡されたほど。
↑この画像だと集客少なめに感じられますね。。
こちらは別館です。
初対面のディーラーの目には
ひとりでアンティーク家具を買いに来ている日本人女性は
買い付けで日本から来てるとは思えないみたいで、
(ここに限ったことではありませんが・・。
ある程度の量がまとまってきて初めて「ひょっとして日本にシッピングするの?」と聞かれます)
私はほかのお客さんたち同様アメリカ在住の、
「家で使う家具を買いに来たアンティークファン」という設定になっていました。。
「メジャー要る?なくて大丈夫?部屋に置けそう?」って、
スタッフのみんなが言います。。
スタッフも10人以上いて、いまから説明するのもあれでしたし、
そのほうが自由に見れるかもと思い、そのままで会場をまわっていたのですが、
長くなってきましたので、
また次回から「買い付けのダイアリー」として、
ここでのことから書いていきたいと思います。
それではいったんさようなら!
トラックバック(0)
トラックバックURL: https://www.kio-deco.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/111