アメリカ買い付け紀行『アリゾナ初日』
アリゾナでの買い付け初日。
頭のなかでは、
前回の記事に書いたイベントで家具を5~6点・・
うまくいけば7~8点くらい見つけ、
あとは2月の買い付けで小物が多く買えたところをまわって、
バンの荷台の半分くらいを埋めるイメージだったのですが、
なかなかそうもいきませんでした、、
このイベント、
建物ふた棟と、ヤードまで使っての大きな規模でしたし、
ブースの作り込みも素敵で、
期待がもてたのですが、
けっきょく連れて帰りたいという気持ちになったのは、
このチェスト1台だけでした。
↑チェストのブース
残念でしたが、
「どこかしらビクトリアンな雰囲気がある、1920年代くらいの・・・」、
そんなチェストを一年くらい前から探していたので、
納得いく品とのやっとの出会いに、
嬉しい気持ちが勝りました。
エンジンだって、かかります!
さっそく作戦変更、
前回同様、ディーラーの数をこなして集めていくことに。
二回目だと、なんとなく地理も分かってくるのですが、
肝心のディーラーの傾向が掴めないというか・・、
前回と同じイメージで出かけて行くと、
そのままの感じのところもありますが、
違うディーラーかと思うくらい、何も見つからないところ、
小物しかなかったのに、今回小物はぜんぜんで家具が豊富なところ、
家具はぜんぜんで、小物しか見つからないところ、
または「あれ!」と興奮するくらい、素敵な品揃えになっているところがあります。
「13年通い続けて勘を培ってきたカリフォルニアと同じなんだ・・・」
ということに気づいて、ひとり苦笑い&納得していました。。
ところで前回も思ったのですが、
アリゾナは雲が違う。
たまたま今回もそうだっただけなのかもしれないけど、
細い筋雲が出来やすいみたいで、空を見上げるとたいてい浮かんでいます。
飛行機雲も消えないで何本も残っているものだから、
たまに雲が枡の目を描いてあがっていることも。
「たまには観光とかしないんですか?」と
ときどききかれます。
時間に余裕があればぜひしたいところなのですが、
でも車で移動しながら景色を見たり、
地味ですが、こうやってその土地の雲を眺めるだけでも面白いです(笑)
さて、買い付けですが・・・・・
そんな雲のしたをずっとずっと移動しながら、
こんなのや、
こんなのなんかを集めました。
それから変わったところでは、こんな絵も。
アンティークモールで出会ったのですが、
しばらく考えているところにお客で来ていた白人女性が通りがかり、
「その絵、あなたらしいと思うわ!」って言ってくれたんです。
「ありがとう! 買うことに決めるね」 そう言うと、
「まあ、それは良かったわ!」と。
こんなことがときどきあって、
けっこう買い付けの間の心の支えになってくれたりします。
アリゾナでもチョークペイントを扱うディーラーが何人かいます。
先のイベントでも、チョークペイントで再塗装した家具がこぞって出されていました。
さいきんは違うカラー同士ミックスして、
オリジナルカラーを作るのがチョークペイントフリーク?の間でのブームなのだとか。
ここのマダムのお気に入りは、ミント系。
今回もおすすめされましたが、私は「アントワネット」というパウダリーピンクを。
(店内を撮らなかったみたいで、チョークペイント塗装の自転車を飾ったファサードのみに。。)
カリフォルニアは日本よりも気温が低かったのですが、
アリゾナは朝から暑く、日中は30度をゆうに超えていました。
メイドさんが冷房を入れておいてくれたので、
ホテルの部屋に戻ってから有り難かったこと!
次の日は前回時間が足りなくて行けなかった町に行くので、
とにかく明日が楽しみなアリゾナ第一夜でした。
アパッチジャンクションという、すごい名前の町が次回は登場します!
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