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モリスの壁紙でリフォーム マダムのお部屋

以前、このダイアリーにときどきご登場いただく名古屋のマダムに

フィレンツェのデスクをお届けしたときのことを書きました。

 

 

それからほどなくして、

マダムのお部屋は、それまで全面ホワイトだった背景から、

いちぶモリスの壁紙にリフォームされました。

 

 

 

 

近々モリスに張り替えるご予定とのこと、お届けのときに聞いてはいたのですが、

それでもマダムのインスタの投稿写真を見た瞬間、

あまりの素敵さに絶句・・・・・・・

 

 

ぜひKioのダイアリーでもご紹介させてくださいとの旨、

マダムにお願いをしたところ、

たくさん写真を送ってきてくれました。

 

 

 

 

 

ここは和室をリフォームした空間なんです。

 

モリス柄、襖の黒い縁にこんなにも映えるんですねえ!

 

フィレンツェのデスクと合わせた感じ、

漆塗りのナポレオンチェアと相まって、シノワな雰囲気もどこか漂い、

深いため息がでてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

襖は、三枚のうち一枚が鏡張りになっています。

 

 

 

2018918174516.JPG

 

 

襖の位置を替えることで、景色も変わる。

 

これも、いいですね!

 

 

集合住宅にお住まいの方が、

標準仕様の和室の使い方でよく悩まれる場面に出会うのですが、

こんなふうな襖のリメイク術も、これからおすすめしていきたいと思いました。

 

かく言う我が家にも同様な和室があるので、倣いたいです。。

 

 

 

 

 

 

マダムは廊下のニッチの壁にもモリスを張りました。

 

 

 

 

 

Kioからのインテリアをいつも飾ってくださっています。

 

しかし壁紙一枚で、

雰囲気が変わる・・・を超えて、

大袈裟かもしれませんが、小さな世界が新たに出現したかのようになって、

まるで魔法だなあって思います。

 

 

 

 

 

そしてモリスは、トイレのニッチにも。

 

Kioからの孔雀さんたちがこちらに引っ越していました。

 

これくらいの分量の壁紙づかいも、美しいですねえ!

はっとさせられます。

 

 

 

19世紀末、ウイリアム・モリスの時代は、

過去のあらゆる時代のインテリア様式のリバイバルがなされたとき。

 

とくに中世への回顧が強かったようです。

 

フィレンツェの家具も中世ルネサンス時代から続く伝統装飾によるもの。

 

それだから二者が吊り合うのかなあと思うのは、きっと理屈ですね(笑)

 

21世紀の今の時代に、

19世紀末とルネサンススタイルのこんな素敵なミックスコーディネートを手掛けてくれたマダムに、

ひとりのインテリア好きとして感謝を。

 

 

マダム、今回もありがとうございました!

 

 

★マダムのInstagram

https://www.instagram.com/eimieko/

 

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