アメリカ買い付け紀行『西陽とテネシーワルツ』
9月4日から13日までアメリカ買い付けでした。
「ああ、作っていて楽しくて仕方なかっただろうなあ」
先日みえられた家具職人のお客さまが、
ソファの肘にほどこされた細やかな装飾に目をやったときにおっしゃった言葉。
そう・・・!、
まさに私も同じことを何度思ったか・・・・!、
そんな品々との出会いが多かった今回の買い付けです。
ただ、ソファを含めた椅子モノや、テーブルランプやシャンデリアなどの照明、
そんな定番アイテムがあいにく少なかったのですが、
その代わりに、色々なカテゴリーのモノが集まりました。
何て言うか、挑戦したい気持ちが常にあったので、
良くも悪くも(悪いというのは、前述のように定番アイテムがあまり集まらなかったので・・・)
そんな思いが反映された内容になったのかもしれません。
「もっと予算を作れるようになりたい」・・・、
そんなことを思う帰国後です。
買い付け序盤は
ロサンゼルス空港に到着後いっきに北上して、
四時間ほど離れた内陸の町へ。
田園風景の中をひたすら走ります。
アリゾナに行くときの砂漠の一本道も好きなのですが、
どこかしら何故かしら郷愁を感じるこの道も好き。
LAのFMラジオが入らなくなってきたので適当にチャンネルをいじっていたら、
「テネシーワルツ」が聞こえてきました。
このカウンティには40’Sと50’Sの専門局があるようで、
それに繋がったみたいです。
ラジオから流れてくる歌は
真っすぐ先の西陽や、それに照らされた道や風景にぴったりで、
そのままずっと車を走らせました。
幸せなドライブでした。
19時、ホテル到着。
買い付けは翌日からです。
遠出をしなければ到着日から仕事が出来ますが、
道を走っていることで何かが刷新されていくような感じになるので、
この時間も大事に思えるようになりました。
立ち上がり、こんなになりましたが、
次回からは買い付けの内容も書いていきたいと思います!
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