アメリカ買い付け紀行第一話と、年の瀬のご挨拶
12月19日から26日までアメリカ買い付けでした。
日本をそんなに留守に出来ない・・・
でも在庫的に来月に繰り越すことも出来ない・・・・
今回そんな状況だったため、いつもより2~3日短い日程で組みました。
そんななか、予算はいつもと変わらず。
果たしていつも通りモノが集められるか・・・・
さすがに不安もありましたが、
今回運よく家具の放出が多く、
納得のいくモノを予算分買い付けてくることが出来ました。
欲を言えば、いつもくらい時間があれば
ガーデン関連など、主力商品以外のモノも丁寧に探すことが出来たし、
せっかくホリデーシーズンの真っ只中だったのに
クリスマスのモノもゆっくり見れなかったなあ・・・と、
心残りはそれくらいです(でもけっこう残念でした・笑)。
↑クリスマス色で溢れた町には、おおいに癒されたり元気を貰いました!
初日、買い付け紀行ですっかりお馴染みになった、
しかめっ面のマダムのウエアハウスへ。
こちらのトールペイントのコモードが今回の買い付け第一号になりました。
フロレンタインの大ぶりな子です。
出会った瞬間、夢見心地の気分にさせられました。
(時差ぼけや、マダムのしかめっ面を差し引いても。。。)
それで、“夢見心地”という感情やワードを
そのあとの買い付けの間じゅう、ずっと意識することになったんですね。
同時に、昔に作られたモノはどうしてこうも素敵なモノばかりなのだろうって、
これは常日頃から思っていることなのですが、
そんなこともいつも以上に思ったりもして・・・
するとあるときふと出てきた自分なりの答えが、
昔は夢見心地な気分になることもとても大切にしていた時代で、
モノ作りにおいても、そんな想いが反映されていたんじゃないのかなって。
こういうの(夢見心地な気分になること)って、
無駄なことだとはけっして思わない。
むしろこれから先の時代には
また大切なこととして揺り戻してくるんじゃないかな。
じっさいそんなムードは、もうだいぶ前から生まれてきていますよね。
買い付け紀行、まとめみたいな初回になりました。。。
そしてお話まで逸れてしまいますが、
Kioの年内の営業、昨日がラストでした。
この一年も皆さまからの沢山のご愛顧、
本当にありがとうございました。
今の世の中のことも(たとえば使い捨ての文化のことだったり)、
じつは(じつはというのもアレですが・・)いつも考えています。
夢見心地な気分でいることと同じくらいに(笑)
お客さまともよくそんな話題になります。
アンティークの話をしていると、その流れで自然となっていく感じです。
自分がやっている商売だから贔屓目に見ているわけではないと思う(笑)、
何か紐解く物が、この素敵なモノたちのなかに、それを通した事柄のなかに、
あるように思うのです。
来年もKioをどうぞよろしくお願いいたします!
そして皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください!
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