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お客さまのお家紹介

蓼科高原の休日

この間のお休みの日、
蓼科にあるお客さまの山荘にお邪魔してきました。

 

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中央道のインターを降りて街道を走っていると
いきなり視界が開け、
裾野までゆったり広がる山並みが姿を現しました。

陽にすっかり照らされて、赤っぽく霞んだ山々。

こちらで日々目にしている深い緑の山とはまるで違いますし
(三重の山々も神秘的で大好きなのですが)、

山と裾野の風景が醸し出す温かい雰囲気は、
買い付けで行くカリフォルニアに良く似ていて、
一瞬で好きになりました。

どうしてか胸が締め付けられるような、懐かしい気持ちにもさせられました。

 


お客さまの山荘は、木漏れ日が差し込む森の中にありました。

窓からは金色に輝く木々が続いています。

室内はモダンとクラシカルがとけ合って・・・

家具を運びながら、なんだかずっとそわそわが収まりませんでした(笑)

 

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ご主人が薪割りをされているということや、
森の中を一時間ほどお散歩するのが日課だということ、
この界隈の人たちはほとんど自炊をされているということなど、

お客さまご夫妻からお話をうかがっていると、
この森で生活を営まれているのがくっきりと感じられて、
それにも大いに共感というか感激したのでした。

 

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短い日帰りプランだったので
あっという間においとまする時間がきてしまいましたが、
早朝からキツツキが大工仕事にいそしむお話しや、
驚くほどの星空のお話しを聞いたからか、
とても長く滞在させていただいたような感覚になりました。

それともこの素敵な山荘では、時間の流れ方が違うのかな?

 

 

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街道には、コテージや丸太小屋を店舗にしたレストランやパン屋さんなど、
高原らしいお店が何軒かありました。

その中で来るとき気になっていたソーセージの専門店「ピーター」さん。
お客さまのおすすめ店でもあったので帰りに寄りました。

 

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外国に来たみたいな、楽しいお店でした。

 

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創業50年にもなるというのに、職人でもあるオーナーさんが売り場にいらっしゃり、
こちらが質問をすると熱心に答えてくれました。

 

求めた中の一品、スモークチキンは、
しっとりとしていて塩加減もちょうど良くて、とても美味しかった。

「ちぎったキャベツと一緒に食べるのがいいですよ。あとビールね」
と教えてくれたのでそうしてみたのですが、
なんか最高でした。

「骨は捨てないで。バターライスに入れてみてください」とのことでしたので、
冷蔵庫で出番待ち中です。

 

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そういえばKioの近くにも
かつて自家製ソーセージの専門店があったと聞いたことがあったなあ。
また出来ないかな。

チーズ工房とか、パン屋さんとか、お蕎麦屋さんとか、
いっぱいでなくていいので、あと少しだけ増えてくれたらいいのにな。

いつも思ったり、夫や地元の方ともよくしている話題なのですが、
蓼科を訪れてあらためてそんな思いを強くしました。

 

街道に建つお店は、
花や古道具なんかでアンティークやカントリーのしつらえに店先がされていて
それもとても良かったんですね。

Kioもよく青山高原へ向かったり、前の街道を走る人から
「ここにお店があるのが嬉しいんです」と言っていただくのですが、

「ああ本当にそう思ってくださってるんだなあ」
「これからも手を入れ続けていきたいなあ」って、
しみじみと思いました。

 

お客さまのFさんご夫妻、
この度は素敵な一日や思い出を本当にありがとうございました!

 

 

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