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2024年2月

青山高原の山荘にシャンデリアをお届けに

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Kioの西手にある山。

青山高原。

そこには山頂だけをずうっと走ることの出来る
ドライビングロードがあります。

 

その道沿いに山荘地が二つあって、
場所によっては伊勢湾が一望出来たり、
とにかく山頂ということで空が抜けているところが多くて、
それがここの大いなる魅力。

こういった山荘地って、なかなか無いのではないかしら?

 

時代も変わって、最近では定住する人もじわじわ増えてきていると聞きます。

今日ご紹介するお家の住人Oさんも、そんな中のお一人。

昨年末に手に入れて、
すっかりお引越しも終えたコテージにシャンデリアを選んでいただき、
先日設置も兼ねて高原のてっぺんまでお届けにあがりました。

 

 

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三角屋根好きの私ですが(笑)、
中でもこの角度の三角屋根が、いちばん好きです!

破風(はふ)のさりげない装飾も似合って、素敵な屋根。

そして素敵なコテージです。

 

 

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壁も天井も、すべて羽目板でした。

おそらくレッドパインなのではと思うのですが、
赤味のあるウッドに6灯のシャンデリアの光りがあたって、
それはとても温かで、
本当に山荘のイメージそのものと言った色味にお部屋全体がなって、
Oさんも電気が灯るなり「うわ、いいねえ!」と大喜びでした。

 

 

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衣類持ちでいらっしゃるので、
なんだかショップみたいでもありますね。

 

作業は電気工事士の資格を持つ夫がおこない、
そのあいだ私は子猫のくぬぎちゃんに遊んで貰っていました。

 

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二階で寝ていた兄弟のマルタくんともども
実は私たち、Oさんよりも先に赤ちゃんの時から知っていたので、
二人が幸せになったこともシャンデリアが上手く設置出来たのと同じくらい(それ以上?)
本当に嬉しかった。

 


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朝が来ると、窓やデッキから外の景色をぼんやり眺めるのが
Oさんにとっての至福の時間なのだそう。

 

「まだ売り物件が出ていますよ」と、おすすめしてくれましたが、
私たちには高原のふもとのKioがありますし、
何よりそんなお金のゆとりもありません。。。

でも、こんなところで本を読んだり、
コーヒーをゆっくり淹れて過ごせたらいいだろうなあっていうのは
この山荘地に来るたび思いますね。

 

あと、それこそもしお金が有り余っていたら、ここに教会を建てたい!
というのもずっと妄想している(笑)

教会と言っても宗教的な何かというのではなくて、
きれいな光が差し込んできて、少し細工のされたベンチがあって、
自分を含めて訪れた人が思い思いにただただぼんやりと過ごすことの出来る空間。

木造建築で、屋根はもちろんOさん邸のような角度の三角で!(笑)

 

 

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壁の額絵たちも一緒にお求めいただきました。

 

Oさん、今回は本当にありがとうございました!

またふもとにてお待ちしております。

 

 

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おまけ。

山頂では昼間でも鹿が出ます。

この日も斜面を駆け上がっていく小鹿を見ました。

 

高知への旅があったり、アーミッシュから学んだり

先月のことですが、急な用事で高知県へ行きました。

朝5時に家を出て、夜の11時半に帰宅。

日帰りの車旅です。

 

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明石海峡を渡り、淡路島を横断し、
今度は鳴門海峡を越えて、四国へ。

淡路島を走っている間は、
なんだかどうしてか、日本の〝おへそ〟にいるみたいな感じがして、
その時の不思議な感覚がずっと残っています。

 

四万十川も初めて見ました。

大らかな川でした。

そんな場所で、地に足をつけて生きる温かくて陽気なご夫婦と会いました。

 

自分たち的にも、世の中的にも新年早々から色んなことがあって、
時間が過ぎるスピードがこれまでに以上に早く感じます。

そんななかで四国に行ったときのことは、
アメリカに買い付けで行ったのと同じような記憶場所?におさめられていて、
思い出すと落ち着いた気持ちになります。

 

まだ確定ではないのですが、
来月買い付けを計画しています。
(近づいているのにまだ未確定だなんて、、、!)


きっと何回か同じようなことを書いていると思いますが、、
「使えるもの。かつ絵にもなるような美しいもの。」
そういったのを探して展開していきたい。

たとえば台所がある。

そこには調理道具や食器が必要だし、
それにテーブル、椅子、食器棚、明かりも必要。

最低限でみてとっても要るそれらのアイテムを、
長く使えて、美しいものにする。
それだけで景色は良くなるし、寛いで楽しい気分にもなれる。

だからそれらは、物質ではあるのだけれども、
それをちょっと超えて精神的なものであると言える。

そこをやりたい。
大事にしたいと思っている。

 

この間、動画で公開されたアーミッシュの人の家を見ました。

また折りをみてゆっくり書くかもしれませんが、
とにかく本当に衝撃的でした。

美しいとはこういうこと。
本来、シンプルで機能的で持続可能とはこういうことなんだって。

思想や風習という枠でとらえると彼らのことは分かりづらくなってしまうのかもしれませんが、
誰もが実践できて満足が得られる暮らしを見たような気がします。

「こんな暮らしをされたらメーカーのものは売れなくなっちゃうかもしれないね」
思わず夫に向かってこんなことを口走っていました。

 

美しくて、継続できる暮らし。

 

Kioとしてやれることがもっと沢山あるはず。

 

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以前みたいにネジをいっぱい巻いてやるのではなくて、
少し緩めて・・・・・、
自分たちも暮らしをもっと楽しみ、
そこから出たものを盛り込みながら、
今までよりあじわいのある店や品揃えになっていきたいです。

 

書くとついアツくなるのは変わっていませんね。。。笑

熱いものを提供していきますね!

これからもよろしくお願いいたします。

 

(四国ではぜんぜん写真が撮れなくて。。。
画像が少なくてごめんなさい。。。)