店内の風景
そして、壁も装い新たに。
店内は壁をリニューアルしました。
横板のウッドパネルから、縦板のウッドパネルへ。
以前のも気に入っていたのですが、
下地で使う安価の木材を張ったからか、
半月もしないうちからびっくりするくらい反ってしまい、、
大きな隙間があちこちに生じておりました、、、
すぐに変えるのもあれなので、数年そのままで過ごしたのですが、
今回のリニューアルを機にチェンジ。
前の板くん達は現在、裏の小屋で冬眠?中。
アジを活かした何かに再生したいなあと思っています。
壁の塗料は、やはりチョークペイント。
・板壁は「ダッグエッグブルー」で。
・上側の石膏ボードは「ルイブルー」。
そして境界にはモールディングを。
「住まいでいつかやりたい!」と、長年思い続けてきた壁。
店に先を越されてしまいましたが(笑)、
思った以上に良くて、
「自宅でも出来ますか?」と訊ねるお客さまもさっそくみえます。
嬉しいですね。
「楽しい」とか「美しい」とか・・・
これからも皆さまと分かち合っていきたい。
アンティークやインテリアを通じていちばんさせて貰っていることは、
こういったことなのかもしれません。
*ちなみに窓際の壁も、同系色なので分かりづらいかもしれませんが、、
どす黒い感じになってきてたので塗り替えたんですよ。
チョークペイントの「プライマーレッド」で。
寺院の赤のイメージなのだそうで、
落ち着きが出ましたし、家具の品が増したような気がします。
色はどの色も好きなのですが、しかしほんとに面白いですね!
生まれ変わったカウンターブース
お陰さまで冬休み中には
計画していた部分の店内改装を終えることが出来ました。
作業はとても楽しくて、
朝が来ると「早く続きがやりたいなあ」と思うほどでした。
年末のダイアリーには「この期間に強くなりたい・・」なんて書きましたが、
自分たちのリフレッシュになったような気がします。
カウンターブースは、家具だけを什器にあてたので、
売り場がもうひとつ増えたみたいな感じに。
壁は、チョークペイントの「グラファイト(薄墨のような色)」でペイント。
これまで白だったので、雰囲気がかなり変わりました。
「黒にはすべての色がある」と聞いたことがあります。
街で通りすがりに流れていたラジオか何かだったので、
聞こえたのはそこだけたったのですが、いまでも耳に残っています。
「光をいちばん吸収する色だから」ということなのかな?
今回の壁でも、明かりをつけると、
ランプ類のゴールドがグラファイトに響く様子が何ともきれいで。
色というかインテリアについて、改めて学ぶ機会にもなりました。
黒で引っ張りますが、、、
クレヨンを全色使って画用紙いっぱいに虹を描いて、上から黒でもって塗りつぶして、
そうやって出来た〝キャンバス〟に釘で絵を描く。
すると色鮮やかな線画が出来上がる。
それが見たくて、幼少の頃いつもいつもやっていたのを思い出しました。
面白いもので、黒以外の色で塗りつぶしても同じような感動は得られなかったんですよね。
余談でしたが、、
そんなわけでカウンターは、自分の基地みたいな空間にもなったのでした(笑)
キャビネットは19世紀の東欧製。
随分前の買い付けの品なのですが、Kioの子として使っており、
かつてはカウンターブースのいちばん奥にいたのを
皆さまの目に留まるところまでやって来て貰いました。
これまではさっと取り出したいもの・・梱包やお磨きの道具の収納優先で、
ロッカーが並んだストレージみたいな風景になっていて、
それはそれで面白くもあったのですが、
やっと納得のいくしつらえになりました。
買い付けで訪れるディーラーが、
こういった大型のアンティークキャビネをカウンターの中で使っていて、
よくそこでスツールに腰かけてサンドイッチを食べたりしてて、
「なんかいい景色だなあ」と思っていました。
さすがにお客さまがみえたら撤収してしまいそうですが(笑)、
コーヒーのマグくらい載っているの、良さそう。。。
他の改装したところのことも書こうと思っていたのですが、
カウンターブースで思った以上に長くなりましたので、
また次回にすることにします。。
そして末になりましたが、
皆さまにもっと楽しんでいただける店づくりに励んでゆきますので、
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
カウンターをリメイクしました
夏季休業中に、念願だったカウンターのリメイクが出来ました。
飲食店時代に料理の提供台として使われていたもので、
レジカウンターではなかったのですが、
高さ90cmに横幅180cmというまさに理想的なサイズをしていたため、
それだけは壊さずに残し、
サファリブラウンに塗って使っていました。
(いつも後から気づくので、ビフォー写真がありません。。。)
天板の下(お客さま側)は、
お皿やグラスを仕舞うための棚と、ミニ冷蔵庫用の小スペースになっていました。
棚には小物、小スペースには小さな家具が飾れて
けっこう重宝したのですが、
何しろ料理のサービング台、
どう飾っても見た目が良くなることはなく、
お客さまのお会計の都度、気になっておりました。。
そこで、棚と小スペースをパネルで覆い、
装飾的なカウンターに変えることにしたのです。
パネルに付けたのは、アンティークミラーのフレーム。
フレームの内側の枠が大きく損傷して
ミラーとしては再生できなくなったものが寝かせてあるのを思い出し、
壊れた部分を慎重に取り外して、全体を組み直し、
もとのゴールドを活かしながらチョークペイントのピュアホワイトで塗装しました。
パネルと天板も、チョークペイントの同じ色で。
ミラーフレームと馴染むよう、ダークワックスで軽くエイジングをして仕上げをしました。
これだけだと間が空いた感じがしたので(この時点の写真もまた無い。。。)、
フレームの中にモールディングを付けようかと考えたのですが、
思い付きでブラケットと額絵を付けてみたところなかなか楽しくなり、
Kioっぽくなった気もして、
これで完成としました。
マリア像や、スモールシャンデリアにもやって来て貰ったら
今度はなかなかほんとにKioらしい感じです。
ちなみにシャンデリアも一部が破損したため
売り物にはならなかったもの。
そんな子たちも集まって、
みんなで頑張ってKioの番頭さんになってくれています!
*レジが壊れてしまったので替えなくてはいけないのですが、
これでビンテージのかっこいいのがあれば、さいこうなのですが。。。
入荷後の店内にて
いつも入荷後には
店頭・HPあわせて沢山の方にご来店いただきまして
ありがとうございます。
前にも同じようなことを書いたかもしれませんが
(最近こんなフレーズが増えましたね。。)、
店内の景色も変わるし、
色んなお客さまに会って刺激をいただくからなのか、
ここに居ながらにして旅をしているような・・・・
そんな感覚に入荷後はいつもなります。
入り口はいってすぐのところ
今回の入荷で、店内を見回して思ったのは、
「背の高い家具がずいぶんと増えたなあ」ということ。
なんだか森みたい(笑)
森みたいで、自分自身なかなか楽しいですし、
お客さまも楽しいと言ってくださり、滞在時間も延びました。
しかし、同時に足りないものも見えてきます。
なんだろう・・・
大きな家具が“木”で、
ランプの明かりが森に差し込む“光”だとすると、
“小さな虫や動植物・・・・・”
Kioの森には、まだまだ多様性が足りていないような気がする。
(それでも過去を振り返ると、良いように変わってきてるなあと自負しているのですが。。笑)
今後の買い付けへ向けてさっそくの課題でもありますし、
バックヤードに在庫しているものも、
たとえばそれがあきらかにペイントの具合が原因であると分かるものは
リペイントしていくなどして(さっそくやっています!)(*HPへの掲載のない商品です)、
豊かな空間づくりや、品揃えをしていきたいと思っています。
コテージルーム。
いつもベッドのアングルばかりなので、反対側を。
店内、クリスマスの雰囲気はまだ扉を開けて正面の壁のところだけなので、
週明けからクリスマスムードを出していきたいと思っています。
白山町は木々も色づいてきれいですし、
皆さまのご来店をお待ちしております!
入荷後の店内にて
皆さまのところは雨は大丈夫でしたでしょうか。
先日の地震のときもそうでしたが、
被害や警報のでている町の名前を聞くと
そこにはかならずと言っていいほどお客さまがいらっしゃり・・・・・
今回の災害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。
入荷後ということで、おととい店内の写真を撮ったのですが、
今頃のアップに。。。
買い付け紀行に載せたアンテークのホールツリーは、
店頭でさっそくご成約となりました。
昨日、ジャンルは違うのですが
ビンテージのバイヤーさんがお買い物に来てくださり、
いろいろとお話し出来る機会がありました。
これは何もビンテージやアンティークだけに限ったことだとは思いませんが、
古いものを買い付ける私たちとしては
「昔のものの作りのすごさ」というところに話の方向がいきます。
私が「タイムマシンがあったら、昔の家具工房や工場に見学に行きたい」と言うと、
彼女も(彼女は家具ではありませんが) 「私もじっさいにどうやって作っていたのか見てみたいです!」と。
そんな夢のような妄想をまじえつつ、
彼ら(ビンテージやアンティーク)のことをもっと良く知って、
もっと伝えていけるようになりたいですねと
意見が一致しました。
もっとたくさんのことを話しましたが、
いつもこんな「もの」に関する話をしていると、
趣味を超えて、生活や社会・・・すべてのことにつながっていくんですね。
(すべてと言うとちょっとあれですが・・・・)
これまでもそんなことを書いてきたような気がしますし、
手短にも書けませんので、
これからも折に触れて書いていければいいなと思います。
入荷後の店内で
お陰さまでコンテナの荷受けも無事に出来ました。
肉付けがまだ少し残っていますが、
店も何とかカタチになりました。
玄関を入ってすぐのところ。
店内の奥のほうまで見渡していただけるように、
モノの配置を目線以下になるよう心がけてきましたが、
前回からは背の高い家具で“壁”を作る配置に切り替え。
かえって奥行を感じていただけるのではないかと思ってなのですが、
扉を開けて入った瞬間、
お客さまはどちらのほうがテンションがあがるだろう。。
バランスも大事なので、
モノをひとつ配置しては扉のところに行って確かめる、
ということを繰り返しながらやっていますが、
正直、“テンションがあがる”については、自店のことだと分かりません。。。
家具全般に照明器具、インテリア小物。
それぞれまんべんなく探しているので、
「今回は、このアイテムを重点的に品揃えました」ということはないのですが、
面白いもので
買い付けを終えてみると、集まりの多かったアイテムというのが毎回あります。
今回は「椅子もの」と「傘立て」。
多いと言ってみたところで数はしれているのですけれども、
傘立ては年間でも3つくらいのところ、今回だけで4つ見つかりました。
そう思うと、なかなかいつでもご希望の品が揃っているとは言えませんが、
「わくわくなるような一点モノを扱うアンティークショップ」であると同時に、
「生活の道具を扱う家具屋」でもあるよう
これからもしっかりバイイングに励みたい、
入荷後の店内でそんなことを思ったりしていました。
新入荷のビンテージたち、
店頭、ウェブショップともに明日からお披露目開始です。
どうぞよろしくお願いいたします!
コンテナ入荷後の店内にて
コンテナ、予定どおりに入荷しました。
開梱、ディスプレイ作業と順調で、
今日で値付けまで出来てほっとしているところです。
画像ではあまり写っていませんが、
19世紀末の家具もいくつか仲間入りをし、
店内はこれまででいちばん時代やスタイルともにバランスの取れた内容になったように感じます。
思えば大須時代・・とくにKio立ち上げ当時などは、
家具屋だと名乗ってみても、大物家具は常に店の飾り程度・・、
そんなラインナップだったので、
ここまでくることが出来たこと、
皆さまのご愛顧があってだと、ほんとう感謝ばかりです。
今回のコテージルーム。
こちらは新着アイテムがまばらですが、
ベッドカバーを変えて、イメージチェンジ。
「インテリアって、正解はひとつじゃないですよね」
よくお客さまとそんな会話になりますが、
だからこそ、色んな実例を紹介していきたいなって思います。
もちろんそれでもKioで出来ることなんて限られていますが、
そこから何かヒントというか、糸口みたいなものを見つけて貰えたらいいなあって。
明日の定休日は手直しをして、
敷地まできれいに出来たらと思っています。
お披露目はあさって木曜日からです。
店頭、HPともに、皆さまのご来店をお待ちしています!