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ビンテージ&アンティーク家具「Kio」の日記

買い付け出発前の日記

 

 

 

 

ヘンな夢をみました。

 

買い付け先のアンティークモールが

通っていた小学校の校舎になっていて、

ぜんぶの教室が売り場と化しているのです。

 

ただし、机はそのままで、きちんと整頓もされていて、

カタチは教室そのものなのですが、

 

椅子はというと、

背もたれのスティックがブロンズの透かしだったり、

木の実のビーズや、花の形に彫刻した大理石があちこちにデコレーションされていたり、

座の張地から、床にするほどの長い房が垂れたものもあります。

 

なかには横幅が20cmくらいしかないのもあったりして、

どれもみな、すごく個性的なのです。

 

「こんなのもあるんだなあ」

なんだかアールヌーボーの時代のデザイナーズ家具みたい!

せっかくなので、ひとつお気に入りを探して買っていこう。

と、そうこうしているうちに、夢は終わりました。

 

 

 

今日から買い付けです。

 

リストに挙げたもの以外に、

どんなモノがあるといいだろう、

自分も嬉しい気持になれて、お客さまも喜んでくれるだろう、

 

「こんな感じのもの」「あんな感じのもの」・・・・・

 

このところはいつにも増してそうやって考えているものだから、そんな夢をみたのかもしれません。

 

(でも夢に出てきたのと、頭に思い描いていたものは、

どちらかというと、系統が違うのですが・笑)

 

 

でも面白いもので、

細かいディテールまで思い描くわけではないからかもしれませんが、

そんなふうに思っていると、

集めたい感じのモノがだいたい毎回見つかるのです。

 

だけどもちろん、思いもしなかったモノにも出会いたい・・・!

 

そのためには、とにかく沢山、一軒でも多くまわること。

 

まわるディーラーの数を言うと、びっくりされることがありますが(笑)、

それこそ今日の夢ではないですが、

「こんなのがあるんだ!」、

そう思える瞬間があるから、

沢山のディーラーをまわることはたしかに労力を要しますが、

それ以上に楽しく、スリリングで、心の報酬にもなってくれることなのです。

 

 

 

今回は南カリフォルニアのディーラーのイベントがいくつかあり、

どれも見逃したくないものばかりでしたので、

前回、前々回と立て続けに訪れたアリゾナへは行かず、

南カリフォルニアのみまわるプランにしました。

 

 

 

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あと、買い付けとは関係ないのですが、

さいきん南カリフォルニアで、音楽や芸術などのアーチストが自然発生的に集まり、

本来の仕事をやりながら、農場などもおこない、

その活動を通すことでまた新たなウェーブを作る、

そんなエリアが出現してきているのですが、

そこを時間を作ってでも見学・・

というか、その場の空気だけでも吸ってこれたら(笑)・・と思っています。

 

それが今後のKioの目指す方向に近いのかと言うと、そういったことはありません。

だけどどうしてか分からないのですが、すごく気になっていて、

そんなに気になるんだったら、

どんなふうにアウトプットされるかは未知にせよ、

これからのKioに良い還元をしてくれるような気がするので、

見てきてみたいなあと。

 

 

 

「買い付け紀行」はいつものように帰国後からになりますが、

先月からスタートしたインスタグラムのほうで、

14年目にしてはじめて、アメリカからタイムリーに発信する予定ですので

(と言っても、日に一回くらいになると思いますが。。)、

よろしければインスタのほうも覗いてみてくださいませ。

 

https://www.instagram.com/kio_deco/

★↑こちらです★

 

 

 

それでは、行ってきます!

 

 

 

アンティークと花とうがらし

近所の産直の店で、こんな花とうがらしの鉢を買いました。

 

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このお店、

軒先が小さな園芸コーナーになっていて、

切り花や、花の鉢が売られているのですが、

 

鉢は、野菜を出している農家の方が

本業の傍らで作ったのをたまに置いていかれるみたいで、

いつも5、6鉢程度が並んでいるだけ。

 

 

それでも行く度にたいてい入れ替わっていて、

ときに華やかなバラだったり、

軽やかな緑のフウセンカズラだったり、

可憐なサクラソウだったり、

年の瀬には葉牡丹を見かけたこともあります。

 

とにかくいつもバラバラの品揃えで、

定番のものもありません。

 

けれど、骨董屋さんの軒先で、

籠に入れて売られている半端になった豆皿を探すのが楽しいみたいに、

数少ない鉢の売り場で

お気に入りが何かないか目を配るのは、

ただそれだけのことなのに、なんだかわくわくするものがあるのです。

 

 

「一点ものとの、思えばどこか不思議な出会い」

 

そんな意味では、アンティークとの出会いと似ているのかも・・・・・。

 

 

 

花とうがらしは

色濃い紫と赤、紫に染まる手前のピンク紫、

その色合いと、艶々とした質感にひと目ぼれでした。

 

 

大きくなるまで店内と玄関先を行ったり来たりさせているのですが、

Kioのアンティークたちとの相性もすごくよくて・・・

 

「これも売り物に見えますね・笑」とか、

こないだの週末には「ここにあるとシノワズリーの雰囲気がしていいわねえ」と

言ってくださったお客さまが。

(なるほど! シノワな感じの鉢に入れてもいいかも!)

 

 

 

昨日、薄紫の小さな花が咲いていました。

 

 

 

 

うちに来てくれてほんとにありがとう!

 

 

 

パリスグレイの壁のこと。色々なこと。

台風にそなえる記事のまま更新もせず、

ご心配いただいたりしましたが、

こちらは大事にいたるようなことはありませんでした。

 

しかしここからそうも遠くない関西の各地では大きな被害となってしまいました。

 

そして、北海道での地震・・・・・

 

 

被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

そして一日でも早い復旧がなされますようにとお祈りしています。

 

 

こうやって日常が送れていることに感謝しながら、

日々精一杯やっていきたいと思います。

 

 

 

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さいきんKioのHPで、

商品ページの背景の色が変わったことにお気づきの方もいらっしゃるかと思います。

 

 

以前のボルドー、

モノも映えて良かったのですが、

退色し始めてきたら、先代のブルーが透けて見えるようにもなってきて、

塗り替えどきがきてしまいました。

 

せっかくなので違う色に・・と、

チョークペイントの「パリスグレイ」という色で塗ってみました。

 

グレイの壁、初挑戦です。

 

色が変わると、モノの見え方や印象も変わるので、面白いですね。

 

主役は商品なので、

そこのところがどんなふうなのか・・、

またよかったら皆さまの声もお聞かせください!

 

 

しかし、実はこのグレイもいっときの繋ぎ・・・・

 

この壁のある空間は、二階の住まいのキッチン。

生活空間ですが、天窓からの自然光が唯一入る、商品撮影には最適の場所なんです。

 

住まいだというのに越して来て三年半、

簡易的なリフォーム(と呼べるのか否か、、)しかせずに過ごしてきました。。

 

頭にはいつも外国のコテージのようなキッチンを思い描いて・・・。

 

その間、シンクなどコツコツ集めてきたのですが、

ようやく諸々が集まってきた・・・・

・・・いや、まだ色々足りないのですが(笑)、

「足りないものはあとから足していこう!」と、

来月の頭に買い付けから戻ったら、いよいよ着工です。

 

いつどんなことが起こるか分からない。

だからこそ出来るときにやれることをやっておきたいと思う今日この頃です。

 

このキッチンも壁だけの登場じゃなく、

今後は撮影スタジオのように使っていきたいです。

 

 

それでグレイに塗った壁も、せっかく塗ったばかりですが、

違う素材になる予定。

 

リフォームまであとちょっとだったんですけど、

ボルドーの壁、もう待てないくらいの劣化だったのでした。。。

 

 

 

 

 

 

「フォックス・ハント・テーブル」って?

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今日はHPにこんな珍しい形のコーヒーテーブルをアップしました。

 

 

 

暖炉の前に置くためのテーブルです。

 

 

商品説明文でも謳っていますが、

暖炉を囲みながら軽食をとったり、

コーヒーやお酒を飲んだり出来るよう、こういう形になっているようです。

 

 

6月の買い付けのときに、

これを買い付けたディーラーのマダムから教えて貰ったのですが、

それまで形は目にしていたとしても、

そんな目的のために作られたテーブルだったなんて知りませんでした。

 

 

しかし、インターネットで調べてもあまり情報が出てきません。

 

それで、「暖炉」というのは省いて

他のワードを色々と組み合わせて検索を続けていくうちに、

「フォックス・ハント・テーブル」という何やら貴族チックな名前で、

これと同じ形状のテーブルが出てきました。

 

“狩猟を終えて館に戻った男たちが

軽食やコーヒーなどをとるために集まるテーブル”とあり、

やはりつまりは、暖炉を囲んで使うものということで正しいみたいです。

 

 

ルネサンスの時代には

木箱形なのに、凝った彫刻がふんだんにほどこされたものがあり、

それは何かというと婚礼衣装を入れるためだけに作られたものだったりとか、

 

「変わったものだなあ」と思っても、

突拍子もなく作られたものは何もないというのが面白いです。

 

 

 

 

 

さて、そんなフォックスハントテーブル君ですが、

生活空間で普通にコーヒーテーブルとして使っても楽しいと思うのです。

 

HPの説明文にもそんなふうに書きましたが、

実例までは載せられなかったので、

こちらでご紹介をと思いまして・・・

 

 

 

 

 

店内で撮ったので、実例といっても多々ムリがありますが。。。

 

 

 

 

アンティークのセティにも合いますし(写っているセティはSOLD OUTしています)、

布張りのチェスターフィールドやクラブソファにも似合いそう。

 

 

 

ということで以上、今回のダイアリーでした。

 

なんだか暑いのに、暖炉暖炉ってすいませんでした。。。

 

買い付けのフォトと、お知らせ

まずはお知らせから。

 

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買い付けのコンテナ、

長い航海を終えて、三日前に名古屋港に到着しました。

 

輸入の許可もおととい無事に下りまして、

明日の朝いちからKioにて荷下ろしです。

 

 

HPにアップする商品が少なくなってきていたこともあり、

夢にまで見た(ほんとに見たんです・笑)コンテナ。

 

なんだかプレゼントが届くみたいに楽しみです。

 

 

つきましては6日の金曜日まで、

またいつものように開梱&ディスプレイ作業などの準備で

臨時休業となります。

 

恒例のこととはいえ、

ご不便ご迷惑お掛けして申し訳ありません。

 

 

新着のビンテージ&アンティークたち、

店頭お披露目と、HPへの商品アップ開始は

7日土曜日からです。

 

どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

 

少しですが、買い付けのときのフォトを。

 

 

 

↑カントリー系に絞ったアンティークモール。

 

2005年、初回買い付けの初日に訪れて以来、

毎回ではありませんが、ずっと来ています。

 

ここ独特のムードや匂いがあって、

初めてのときに受けたテーマパークに来たみたいな感動は

13年経った今でも変わりません。

 

当時の買い付けノートに、

「こんなアンティークモールをやりたい!」と書いてありますが(笑)、

それくらいのインパクトでした。

 

 

 

 

↑ロリーのウエアハウス。

このあいだ好評だったので、追加で一枚。

 

“トレス・シック”という言葉をよくディーラーのマダムが使います。

トレス=過剰なんだけれども、シック=上品。

好きな言葉です。

 

 

 

 

 

↑『デッドプール2』の看板がLA中に溢れていました。

 

セブンイレブンともタイアップしていて、

店内にはデッドプールの顔入りのポップがいっぱい。

 

なんでもセブンイレブンのアプリでポップのコードを読み込むと、

スマホ画面に現れたデッドプールが

色々ナビゲーションをやってくれるという仕掛けだったみたいです。

 

 

 

 

 

↑画像が荒くてごめんなさい。。

 

フリーウェイ10号線。

遠く、山越しにダウンタウンLAの摩天楼が見えるスポットがあるのです。

(霞んでますが、分かりますか・・?)

 

「ビルって、山越しに見えたりする?!」と初回からずっと不思議に思っているのですが、

今回、渋滞で止まったのを機に、初めて写真が撮れました。。

 

 

このとき、バンの荷台に載っていたビンテージたちが

こないだから名古屋港で待機しているというのも、

不思議な感じ。。。

 

早くコンテナの封を切ってあげたいです。

 

 

 

それではお知らせかたがた。

 

今回も店頭、そしてHPにおきましても、

皆さまのご来店を心よりお待ちしております!

 

アメリカ買い付け紀行『ロマンチックに癒された日』

今日の買い付け紀行は、

南カリフォルニアでの、ある日のひとこまです。

 

 

 

 

ロリーのウエアハウスに行くと、

とてもロマンチックな雰囲気になっていました。

 

 

理由なら分かります!

 

 

じつは数日前、

「THE SHABBY CHIC」のオーナーで

シャビーシックスタイルを世界中に広めた女性、

レイチェル・アシュウェルさんを招いてのイベントがここで開かれたからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女の新刊出版を記念してのトークライブだったみたいで、

 

私のところにもロリーから招待メールが届いていて

行きたかったのですが、

アリゾナのアンティークイベントと日が重なり、

残念ながら参加することが出来ませんでした。

 

 

 

代わりにロリーから写真をいっぱい見せて貰いました。

 

 

「ここでトークライブをやったの」と言う写真には

色が濃くて上品なピンク色のテントが写っていました。

ウエアハウスの裏庭に特設会場を作ったのだそうです。

 

 

ラベンダー色のアイシングをかけたクッキーが、

一枚一枚透明な袋に入れられ、

大きなパネルに隙間なく張られた写真もありました。

 

「ロリーたちが作ったの?」と、びっくりして聞くと、

「いいえ。これだけはベーカリーに頼んで用意して貰ったの」とのことでした。

 

 

 

 

 

 

 

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シャビーシックなチェストのひきだしに飾ったドライの薔薇が

このディスプレイごとすごく素敵だったのですが、

 

本を買ったひとには

ドライになる前のこの薔薇を何本か挟んで

手渡していたのだそう。

 

 

ロリー、

アン・シャーリーみたい。。。

 

 

 

 

 

 

イベントが終わったあとも、ディスプレイの手直しに余念がありません。

 

 

 

 

 

 

↑アンティークのピンクの扉。

パリからやってきたばかりなのだそう。

欲しかったけど、金額的に折り合いがつきませんでした。

 

 

 

 

でも、こんなキャビネットが手に入りました!

フィレンツェシリーズの、ペイントバージョンです。

1930年代製。

 

 

 

 

 

 

じつはこの日が今回の買い付けで

いちばん過密スケジュールでハードだったのですが、

ロリーのところがほんとに癒しになって、

いちばん幸せな日でした。

 

 

買い付け前日の日記

明日から買い付けです。

 

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前回は、アリゾナまで大きく移動したことで成果があがりました。

 

「それならば、次はサンフランシスコに行ってみよう」と思い、

計画を立てていたのですが

(LAからだと、アリゾナに行くのとサンフランシスコに行くのと、

だいたい同じくらいの距離です)、

 

前回タイミングが合わなかったアンティークディーラーのイベントが

今週末からフェニックスでおこなわれることが分かり、

今回もアリゾナ~カリフォルニアのルートでの買い付けの旅となりました。

 

(何人かのお客さまに「次回はサンフランシスコですよ~」とお伝えしておりましたが、

そんなことで変更となりました。。。)

 

 

 

 

 

 

ところで、前回の買い付け紀行で、

「アリゾナには思ってた以上にフレンチ系のディーラーが多く、

ここ数年の傾向なんじゃないだろうか・・」と書きましたが、

 

ちょうど帰国して数日後に見た経済番組だったかで、

「アリゾナを第二のシリコンバレーに」との合言葉で、

なんでも今、フェニックスに起業や移転をするIT企業がすごく増えているとのことを

報じていました。

 

土地が高騰したカリフォルニアにかわる場所ということで、

カリフォルニアからの地の利もいいフェニックスに注目が集まったらしく、

すでに「シリコン・デザート(砂漠)」との呼び名もあるのだそうです。

 

アリゾナのアンティーク市場がホットだったのも、

それとは無関係ではないんじゃないかな。。

 

そう思って、今回も良い出会いに期待をしているところです!

 

 

 

カリフォルニアでも新たに、

寒いと雪が降るような山の中にもかかわらず、

フレンチ系のディーラーが急増中のエリアがあるのを知り、

足を運んでみようと思っています。

 

ここも楽しみ・・・!

 

しかしなぜ、そんなエリアに集まったんだろう?

 

 

話が膨らみますが、

名古屋時代からのお客さまで

白山町にとても興味をもたれている方が先日おみえになり、

「ここにお洒落な雰囲気の店が増えていったら面白い」、

そんなようなことをおっしゃいました。

 

ちなみにその方も、

そんな店の一員になることを思い描かれることもあるみたいで・・・・、

 

「そうなったら、もっと喜んで貰えることが出来そうですね!」と

盛り上がっておりました。

 

 

Kioを続けることで、

色んな角度から楽しいことのお手伝いが出来たり、

こぼれ種みたいにもなれたら嬉しい。

 

そんな夢にだって、

いっかいいっかいの買い付けをしっかりやることで

繋がって行けるんじゃないかと思う。

 

 

きっとまたそそっかしいことの

ひとつふたつがありそうですが(苦笑)、

帰国後に買い付け紀行で綴っていきたいと思います。

 

 

それでは、行ってきます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古い古いキング&クイーンの椅子

三月のコンテナに載ってやってきた椅子。

 

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ディーラーによると、

100年ほど前のイタリア製とのこと。

 

(100年でも充分すぎる古さですが、それどころではないように私の目には映ります)

 

 

「エインシェント」と言えばいいのか・・・・・

 

うまく当てはまる言葉が見つかりませんが、

とにかくこの長い年月を経たことで生まれた質感や気配に惹かれて買い付けてきました。

 

 

Kioで扱っているその他の商品に比べると年季が入りすぎていて、

何ていうか“足並み”が揃いそうもない気がした。

 

それでどうしようか悩んだのですが、

 

「たとえ販売しなくても、Kioに来て欲しい。

これが店のどこかにあるだけでも、HPの背景にぼやけて写っているだけでも、

古い扉が素敵な雰囲気を醸し出してくれるように、

この椅子たちもきっとそんな存在になってくれるはず・・・!」、

 

そんなふうに自分を納得させました。

 

そして、その場でも誰かと気持ちを分かち合いたくなったのですが、

誰かと言ってもディーラーのマダムしかいないので

マダムに「ただあるだけでいいですね」と、椅子への思いを伝えると、

マダムも「わかる」という言葉のかわりに深々と頷いて・・・・・

 

もう椅子たちを置いて日本に帰ることなんて出来なくなったのです(笑)

 

 

 

それぞれ背丈と装飾が異なります。

 

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マダムはこちらを、「男性」と言いました。

 

 

 

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そして、こちらが「女性」だと。

 

 

「キング&クイーン?」 そう訊くと、

「ええ、それでもいいわね」とのこと。

 

 

 

さて、それで、彼らが入ってきてからのお客さまの反応も気になるところだったのですが、

思いのほか(というのも、好みが分かれるだろうなと思っていたからです)、

皆さま目を留め、「これ、すごくいいですねえ」「うわ、すごい・・・・」と、見入っていかれます。

 

それだけでとっても嬉しくて、買い付けてきてほんとに良かったと思います。

 

 

 

漆喰の壁に静かに配してあげるといいと思うのですが、

なかなかKioではそんなスペースが無いのが残念なところ。。

 

(写真は、外扉の前で撮りました)

 

 

 

それにしても、古い扉だったり、こんな椅子だったり、

風化したものに魅力を感じるのはどうしてなんだろう。

 

この椅子などは、革の破れたところから中の詰め物の木毛が垣間見れるところもあって、

本造りの家屋の板塀から、藁をまぜた土壁が顔を覗かせているような風情があります。

 

きれいな夕陽や絵画などを見ると心を“打たれ”ますが、

古びたものはそれとはまた違って、心に“ひっかかる”何かがあるように思う。

 

でもそれぞれ、本質的なところでは繋がるものがあるんだろうな。

 

 

 

 

椅子は「欲しい方、きっといると思いますよ」とお客さまも言ってくださいますし、

値段をつけて展示をしています。

 

HPにも載せたいのですが、革の破れ箇所とか具体的に挙げるのは困難ですし、

この椅子はこれで良いはずなのに、

正確に明記したことで、すごい欠陥品みたいなことになってしまいそうで、

それでは椅子に申し訳ないので(笑)、

掲載は見送ろうと思っています。

 

もしご興味ある方いらっしゃいましたら、お気軽にお問合せくださいね!

 

近いうちにも、商品ページの背景に登場して貰おうと思っています!

 

 

Kioのガーデンとファミリーツリー

Kioの敷地に、あけびの花が赤く咲いてきました。

 

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「ここに座って、あけびで籠を編みたい」

 

越して来た年の秋、

訪ねてきてくれた叔母が

キョウチクトウに絡まるあけびのツルを見つけて言ったことば。

 

わが叔母ながらではありますが、

聞いた瞬間、なんかいいなあって思いました。

 

むかしからハンドメイドが好きで、

お菓子、部屋の敷物やソファカバー、そして籠・・・・

生活に関するものなら何でも自分の手で作る叔母らしいことばです。

 

 

母の父(つまり私の祖父ですが、姉が生まれた年に他界したので私は会ったことがありません)も

手作りが得意だったようで、

ときにそれは家具作りにまでおよぶこともあったのだとか。

 

そんな祖父に“スジ”を見込まれて、

叔母は祖父の素材集めのお供として、

小さい頃から休日になるとよく山に連れて行かれていたのだと、

後日、母が聞かせてくれました。

 

「へえ~。  お母さんは行かなかったの?」

 

「お母さんは、牡蠣とか食べる物をとりに行くときによく連れていかれたわ」

 

(食べ物のときか・・・・ なるほど・・・・) 笑

 

 

 

そんな叔母が敷地の隅っこに群生していたのを見つけて、

母と一緒に店の手前側に何株か移植してくれたオキザリス、

 

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しっかり定着して、今年もまたかわいい花を咲かせてくれています。

 

 

 

オキザリスみたいにもとからあった花や、

こぼれ種で増えひろがった花、

以前の所有者さんが植えた木々、

私たちで植えたハーブやつるバラ、

鉢植えたち・・・・、

 

そして従姉がわけてくれたイワダレ草や、

それに「どんどん生えてくるんだったら、“かわいい”のだけ残したら、うまくいかないだろうか?!」と思いつき、

かわいくないのだけを抜いて(ごめん。。)自然の成り行きに任せていた雑草が

いよいよ良い感じでグランドカバーになってきてくれて

(お陰で、すごく大変だった草取りも年々ラクに!)、

 

そんなこんなで、色んな植物が花を咲かせたり芽吹いたりして、

今のKioの敷地、

なかなか楽しい景色となり嬉しいです。

 

 

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↑オオデマリがいちばんの見ごろを迎えました!

 

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これであとは東側の敷地にもっと賑やかしく花を植えて、

コテージガーデンを完成させたい。

(風に負けない花も分かってきましたし。笑)

 

 

「花だけやなくて、実のなる木も植えるとええよ!」と、ご近所の気のいいおじさん。

そう、それもやりたくなってきて!

オオデマリがある空間を果樹園&畑みたいにしたいなあ。お母さんが喜びそう。。

 

 

 

叔母は久しぶりにまたKioに来たいと言ってくれているみたいですが、

叔父が車の運転がだんだんままならなくなってきたため、

すんなりとは来ることが出来ないのだそう。

 

また迎えに行ってあげよう。

 

そしてカメの歩みだけど、最初の頃よりかは良くなった敷地を見て貰いたいし、

籠の編み方も教えて貰いたい。

 

それと、私も会ってみたかったなあって、

今になってすごく思う祖父の話ももっと聞いてみたいです。

 

 

 

 

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Kioとウインドミル

週の半ばまでは初夏のようですらあった陽気も一転、

また肌寒くなりました。

 

まだまだ本格的に暖ったかとは言えませんね。

 

 

 

「マダムたちのフリーマーケット」で買ったビンテージのウインドミル。

 

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冬のあいだは強風から守るために

東側の外壁にずっと寄せてありました。

 

やっと敷地に出せると思って先日から“すす”も掃い、

週末に向けてスタンバイ中だったのに、

 

今日などは白山町、風もとっても強しで、

ときおりみぞれ混じりの雨も。

 

 

また出番を逃してしまったウインドミルでしたが、

せっかくなのでどこか置けないか・・・・

 

すると目にとまったのが、エントランスのミニブース。

 

入れてみるとちょうどぴったり。

 

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せっかくだし、もっといい気候になるまでこのまま飾っておくことにしました。

 

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しかしKio、外はこんなふうなので、

通りがかって見つけたひとから、

「てっきり、もっとジャンクな感じの店なのかと思いました」とか、

「男のひとしかいないと思いました」(そうなんだー。苦笑)とか、よく言われます。

 

それでいざ店のなかに入ってみると、

「ギャップが面白いですね」とのこと。

 

 

もちろん、「思った通りでした!」とも言われます。

 

「ジャンクなものを使って、ロマンチックにしつらえるのが好き」

店を今みたいなコテージスタイルにしてから、

そんなひとにもよく出会うようになりました。

 

 

 

買い付け先のアメリカでは、

農場の古い納屋や穀物倉庫なんかを手に入れて

それをショップやウエアハウスにしているディーラーが大勢います。

 

そんな彼らのところには、大きなウインドミルが立っていたりして、

Kioも移転が決まったときには、「同じようなミルを立てたいなあ」って思ったものでしたが、

白山町の風を知るやいなや断念したのでした(笑)

 

 

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↑これはワイナリーのウインドミルですが、

こんな雰囲気に憧れます。

 

 

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けど、今はこのちびっこミルが大好き。

 

このブースに入れたことで、

ジャンク×ロマンチックのひきだしを増やしてくれました。

 

(これから風のシーズンはここに入れておけばいいんだ!)

 

 

 

Kioのどこかにいるこの子ともども、

皆さまのご来店をお待ちしております。

 

 

はじめての方もぜひ扉を開けて中に入って、

ギャップを楽しんでいってくださいね!